もくじ
❚フル残業、フル休出な地獄の日々
メディア等では半導体の供給が滞っている為、各自動車業界の生産計画に大幅なマイナスが生じる可能性がとか言われてます。現に他社一部メーカーでは減産計画が生じている所もあります。が、トヨタ九州は現時点で生産計画に変更はない様です。
そして当初の予定通りの生産計画で推移し、更に急な設備トラブルによる生産計画のマイナス分を取り戻す挽回稼働が日々に上乗せされ、はい来ました。
連日フル残業、フル休出確定な地獄の日々の再来ですw
まぁ皆既に軽く発狂気味でして、テンションがおかしいです笑。
稼げるから嬉しいー!って思わないとやってらんないという方が続出してますw
ま、例年こんな感じでどうにかこうにか長期連休まで乗り切れるのか?乗り切れないのか?という感じで日々を過ごしている訳なのですが、どうにもこの環境はいつまで経っても慣れる訳じゃないです。
確かに他業種の中には未だに労働法に反して長時間労働を続けているブラック企業も一部存在しているでしょう。月に過労死ラインを超えて残業時間が80時間、90時間、200時間近くとなる違法労働を強いている企業も闇に隠れている様です。
それに比べたら、割と労働基準法を遵守しているトヨタはまだ全然マシと思われてしまうかも知れませんが、やってみたらこのキツさが痛いほどに分かるはず。
秒単位で管理された作業を連続的にずーっと続けて、更に夜勤の場合はフル残業で2時間を行うのです。
体力と気力の限界に連日挑戦する事になる訳です。
体調を崩す人なんてザラで、精神が病んで来る人なんて沢山いたりしますw
さーって、GWまで残り約1ヵ月を切った訳ですが、今回も無事に乗り切る事が出来るのでしょうか...不安でしかありませんw
❚モチベーションなんて上がる訳がない
どれ程頑張って作業をこなそうが、こなさまいが、一生懸命頑張ろうが、サボろうが、我々の給与は固定されています。
業績が良かろうが悪かろうが変わる事はありません。
正社員の方であれば評価によって基本給の見直し、ボーナス支給額の増減に関わってくるのでまだモチベーションの持ちどころもあるのかも知れません。
まぁでも現代ではそれもたかが知れてるでしょうけど...。
そして非正規雇用である期間社員や派遣社員などはもっと深刻で、基本的にボーナスや昇給なんてものには無縁なので、そりゃ当然モチベーションが上がる訳がありません。
少し前に行われる様になった同一労働、同一賃金という制度はその名目こそ期待してしまいそうな内容ですが、蓋を開けてみるとこれまでと何ら変化の無い愚策となってしまっている所がほとんどだと思います。
同一賃金として社員に支払われているボーナス分を月の給与に上乗せして支給するなどとされていますが、実際には各都道府県ごとの最低賃金を指標として計算され、その基軸を上回る時給や日給を既に支払っていた場合は割合を相殺し、結果的にこれまでと支給額は変化なしといった企業がほとんどだと思います。
現にこの制度が開始されてから身の回りで収入が増えたという声は聞いた事がありませんし、別途ボーナスが支給されるようになった派遣会社というのも耳にした事がありませんw
経営者側の視点で見ると、当然企業収益に沿って給与を変動させるよりも、毎月雇用契約に沿って決まった固定給を支払っていった方が都合がいい事の方が多いでしょう。
業績が急落している場合は固定給を支払う事が時にリスクとなる場合もありますが、増収増益となっている場合は、固定人件費を差し引いた分の純利益は増加しますから。
しかし企業成長の観点と、人材育成の観点から見ると、企業収益に応じて変動する事がない固定給という仕組みは、長期的に見れば生み出すものがほとんどなく、衰退するリスクを高める事となるでしょう。
よくどの企業でも、精神論を唱えて社員のモチベーションを高めようとする事があるのですが、現代は情報が溢れ、多様なツールによってあらゆる情報を容易に取り入れる事が出来るようになっています。
一昔前のように安易な精神論を唱えた所で、心に響いてやる気を出す従業員なんてまず生まれはしないでしょう。
経営者というのは実に緻密な思考を日々繰り返していて、その存在はとてつもなく大きく、敬意を払うべき存在なのですが、経営者側の考えも時代の流れと共に変化を生み出さなくてはならない時代に突入しているのではないでしょうかね。
❚不満があるなら自ら行動を起こすしかない訳です
経営観点を持ち合わせない人によく見られる傾向なのですが、何かと現状の労働環境に不満を訴えたり、企業努力にケチを付けたり、賃金に不満を唱えたり、愚痴を言い続けたりといった場面をよく目にする事があります。
こういった場面に出くわした時にいつも思うのですが、そんなに不満があるなら辞めるか、自ら行動を起こして企業してみるといいと思ってしまうのです。
企業に雇われ、雇用されて賃金を得られている身であるならば、当然沢山の事柄に関して妥協しなくてはならない部分も出てきます。当然。
それが対企業との雇用契約というものになるはずなのですから。
それがどうしても嫌で我慢出来ないとするならば、自ら稼ぐ為に起業して見るといい。
そうすればどれ程に企業経営というものが大変で、賃金を稼いで行くという事が大変だという事が少しは理解出来るはずです。
企業経営もそうですが、例えばフリーランスや個人事業主として活動されている方々は、それはもういち雇われ従業員とは比べものにならない程に日々多くの作業を行っている訳です。頭の回転が速く、行動力に溢れた人でないと、とてもじゃないけどやり切る事なんて出来ません。
愚痴を言う前に、やりたい事、成し遂げたい事、実現したい生活、憧れている日々を過したいと願うのであれば、口に出すより前に行動あるのみ。
それが出来ないのであれば妥協しなくてはならない部分もあるはずですからね。