とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

ツライ、キツイとばかり言っていても何も始まらない

もくじ

❚連日フル残業の苦難 

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 ここ最近、トヨタ九州では新型コロナの影響も何のその、逆にコロナの影響によって鈍化してしまった生産を取り戻す為に連日のフル残業。そして今月から果てしなく続くであろうと予想される休日出勤も計画されております。

今日は社員が作業中に嘆いておりました。

 

 既に早朝1時を回っているのに、これからまだ更に2時間も残業があるなんておかしいよ...泣。

 

はい。そう嘆く気持ち、痛いほどによく分かります。きっとほぼ全社員が同じ気持ちを抱きつつ、必死に目先の作業に取り掛かっている事だろうと思います。

生半可な肉体と精神ではとてもじゃないですがこなし切れないと思います。それ程にこの連日フル残業、休日出勤込みという状況は過酷也。

 

そんな状況下もあってか、ここ最近はすっかり意気消沈しておりまして、何かとキツイ、ツライ、だるい、もう嫌だなんて言葉ばかり口から溢れ出ておりました。

正に負のエネルギー全開ですw

でもね、改めて気付いた事があるんです。それは

 

自分は窮地に追い込まれ過ぎた時に、尋常じゃない反骨精神が生まれてしまう

 

この特性にこれまで幾度となく救われてきました。火事場のクソ力的なものなのでしょうか。逃げ場がない、やるしかない、やらなきゃどうなるかというその先のビジョンというかリスク想定が一気に頭の中を駆け巡り、じゃあ今何をすべきかという思考に絞られていきます。

 

でもね、冷静にこの思考と行動を客観的に見てみると、諸刃の剣なんですよ。この窮地に陥った状況に対する対処法は、人によって、はたはそのタイミング、状況下によっては自らを傷つけてしまう刃となる場合がある。

なので冷静な判断をする事がとても重要だと思っています。

 

❚場合によっては逃げる事も必要

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仕事環境下において、肉体的、精神的に追い込まれ、窮地に陥ってしまう場面というのは多くの人が経験する事だろうと思います。

特に恐るるべきは人間関係による影響でしょう。上司、部下、同僚達などとの人間関係が劣悪な状況になってくると精神的に追い込まれ、業務だけでなく、プライベートにさえも多大な影響を及ぼす事になってしまいます。

最悪な状況が続けば命の危険性すら危ぶまれる事態にもなり兼ねません。

 

過去、管理人も幾度となく職場での人間関係には苦しんできました。特に東京在住時期の後半はかなり酷く、私生活にさえも影響が及んでしまう程に劣悪な環境下で藻掻いていた時期がありました。

 

東京などの大都市部は競争率がとても激しく、少しのミスや勤務態度、業務成績によって評価は日々二転三転します。前月のヒーローが突然翌月にはお荷物扱いされてしまう事なんてザラです。

少しつまづいてしまっただけで至る所から陰口を叩かれ出したり、評価が著しく急降下したりします。そしてこの状況がエスカレートして来ると、まるでドラマで見る劣悪な社内イジメのシーンの様な現場がさも当たり前の様に起こります。

 

同情し、手を差し伸べてくれる人がいたとしても、用意にその負の流れを変える事は難しく、次第に追い込まれていきます。時に口に出して直接言われてしまう場面もありますが、東京では暗黙的に「お前の代わりなんていくらでもいる」という概念が根付いているだろうと思います。実際、その通りと言えばその通りなのですが...。

東京で生活をした事のない方にとってはイメージし難いかも知れませんが、TV等を通して見る以上に、東京などの大都市部にはとんでもない数の人がいます。

ちょっと仕事が出来る優秀な人がつまづいてしまったとしても、その穴はすぐに埋まる程に人で溢れかえっています。代わりなんて幾らでもいるのです。

 

これまでに幾度となく淘汰されていった人達を見てきましたし、自らも淘汰されてきた経験がありますので、こういった流れは確実に今尚存在するのだろうと思います。

実際、ある日突然連絡が途絶えてしまった友人なんて数えきれない程にいましたしね。

 

東京を離れる直前頃はプライベートも仕事状況も極限に悪く、言うなれば九州に逃げ帰ってきた訳なのですが、逃げた事で全てから解放された訳ではありません。そりゃそうです。生きて行く為には稼がなくてはなりません。それは九州に移住してからも同じ事。ですが、結果的には逃げて来て正解だったなと感じています。

環境を変えるという事は、その時々によってとてもいい方向に向かう事が多々あるでしょう。

あのまま東京に居続けていたならば、最悪な結果が訪れていたかも知れません。

 

時折メディアなどで問題として取り上げられる事がありますよね。長時間労働による疲弊やパワハラ、セクハラ、モラハラ。イジメの問題であったり、その先に事件が発生してしまったり。

 

肉体的にも、精神的にも追い込まれ過ぎて窮地に陥ってしまった時、歯を食いしばってそこにしがみつく美学もあるのかも知れませんが、状況によっては逃げる事も絶対に必要だと思います。

多勢に無勢な状況もありますし、個人では解決仕切れない場合だってあります。もしそこに留まろうとする事で生活が、命が脅かされるような状況になるのであれば、そこにしがみつくのは危険ですし、勇気を持って逃げてみれば、今まで見えていなかった道が見える様にだってなるはずです。

道は一つではありません。現代はあらゆる可能性を選択出来る環境があります。窮地に追い込まれた時こそ、冷静に、客観的に、自らの状況を判断すべきです。

 

❚問題点を分析する

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ここ最近、管理人の心的状況は負の感情に支配されていました。その要因を1歩引いた位置から客観的に分析してみると

 

・連日フル残業により、肉体的に疲弊しまくっている

・連日フル残業により自由時間が狭まり、単調で慌ただしい毎日に嫌気がさしている

・息抜きすら出来ない状況により、ストレスが日々蓄積されてきている

・コロナの影響もあり、緩和されてきたとは言え、部分的な自粛生活が続いている事に対するストレスが蓄積している

 

主な要因を考えると上記のような事が影響を及ぼしていると考えられます。これ等を客観的視点で考えてみると、人的要因がほとんどない事が救いになっている様な感じがします。

 

つまり、職場やプライベートでの人間関係は概ね良好で、私生活には特に影響していない様に見えます。この点においては好材料と考えられるでしょう。

つまり、時間的・肉体的疲労などの問題により、息苦しさを感じているという事になるでしょうか。

 

この問題を打破する為には何を成すべきかを考えます。

・時間的に追い込まれているのは何故?

・肉体的疲労を感じてしまったいるのは何故?

・これ等を解決に向かわせるにはどうすればいい?

 

 ここまで要因を小出し出来てしまえば、後は簡単でした。

雇われ仕事に頼る事なく経済的に自立する事が出来れば、時間に縛られる事はなくなり、過酷な強制労働から脱して経済的自立する事が出来れば、肉体的疲弊を解消出来る。

 

これを実現する為には何をすべきか。これも簡単です。

・本を読んで視野を広げる

・勉学に励み、スキルの幅を広げる

・新たな収入減を得る為の行動をする

 

つまりは目指す場所に辿り着く為に行動を起こし続ける。これに尽きます。

とある有名ブロガーさんの記事を見て心に響いた言葉がありました。

 

仕事を辞めても人生は詰まないが、勉強をしなければ人生が詰む 

 

この文言。本質的な意味が理解出来ないと少しヤバいんじゃないでしょうかね。

例え今就いている仕事を辞めたとしても、別の仕事をして生き繋いでいく事は出来ます。だけど勉強をせず、常に新たなスキルを身に付ける努力をしたり、スキルを磨いたりしない人は生き抜く為の選択肢がどんどん狭まり、終には行き詰る。

こういう事なんだろうと理解出来ました。

 

言い訳してもいいでしょう。愚痴をこぼしてもいいでしょう。ただ、行動を止めてはいけません。文句ばかり、泣き言ばかり言っていても何も始まりませんしね。

さてさて、短い短いつかの間の週末ですが、しっかり寝て、しっかり行動しようと思います!