もくじ
❚安全第一を掲げてる割に作業量が重すぎて全然安全作業が出来ないという矛盾
工場系のお仕事、ガテン系のお仕事ではほとんどの企業が「安全第一」を掲げて運営されていると思います。が、実際現場では作業量が多過ぎる事や上司・先輩からの圧力のせいで全然安全に作業が行なえない環境下にある所も多いと思います。事実その様な現場をこれまで沢山経験してきましたし、現職場でも例外はありません。
「急がなくていいから」
「慌て作業にならない様にね」
「身体を痛めない様にね」
な~んて一見優しそうな言葉を並べても実際は身体を壊すくらいまで急がないと作業に間に合わない現実や、作業に間に合っていなければ
「遅すぎる」
「こんなんじゃこの先作業に間に合わないよ」
などと矛盾した言葉を浴びせられる事もあるでしょう。
「作業に間に合いそうになければ呼び出しかければいいから」
「トイレは生理現象だから遠慮なく言ってね」
なんて言われていても実際は作業遅れで呼び出すとあからさまに不機嫌な様子を表情に出し、稀に捨て台詞の様な言葉を吐く上司なんかも各部署に存在します。
トイレの時もそうですね。休憩時間に行っとけよなんて裏で愚痴をこぼされる事だってあります。
矛盾してますね~w
各社現場ではこんな矛盾が日常的に溢れています。それでもそんな苦境に動じない強い精神と肉体を備えた人達だけが現場で生き残っているんだと思います。
本来であればこの様な矛盾を駆逐し、本当の意味での安全第一な環境を構築すべきなはずなのですが、これって中々に難しい問題なんじゃないかなぁ...とも思っています。
人間、万能じゃないですからねぇ。
❚とは言え、身の危険に晒される可能性がある様な状況は完全に駆逐すべき
そりゃ仕事は大切です。生きる為の手段です。生活が懸かってますしね。
でもね、仕事に必死になり過ぎる事で身体を壊してしまったり、まして頑張り過ぎる事で命の危険性が生じてしまったりする様な状況であれば勇気を持って声を上げ、行動しなくてはなりません。
仕事で命を落としてしまう事なんてバカらしいですよ。身体を壊してもいけません。どこか身体を痛めてしまって長期休業せざる負えない状況にでもなってしまったら、生活もどんどん苦しくなる一方です。
企業内のルールや決められた事なんて所詮人間が考えで生まれた不確定なものです。都度現場の状況によっても当てはまらなくもなってきますし、時が経てば時代に合わないものとなってしまう事だってあります。
だからこそおかしい、無茶過ぎる、理不尽極まりないと感じる様な事があれば、その都度声を上げて状況改善を繰り返す環境を作り出さなければなりません。PDCAですよ。やって改善、やって改善、この繰り返し。一時期に定めた事柄にずっと準じているなんてナンセンスです。
あとは、聞く耳を持つこと。これは大切ですね~。他人に指摘する場合なども言葉をよく考えて選ばないと思わぬ事件に発展する危険性だってあります。
昨今、至る所で殺傷事件などが発生していますが、これって加害者側が勿論悪い事には間違いないのですが、やられる側にもその事件に至るまでの経緯に問題箇所が必ず存在していたはずなんですよ。
そういった危険性に繋がる可能性があるかも知れないという事を全く理解していない人って結構いると思うんです。その時は確かに指摘する側の言い分に間違いはないのかも知れない。ですが、言い方ってのがあるでしょう。
感情に任せて激情のままに言い放ってしまっては、例えそれが正論だったとしても大きな反感を買う事になる危険性が高まります。そうなると聞ける話も聞けなくなってしまう。人は人、他人様は他人様、最低限の礼儀・礼節を欠く事のない様にしなければいけませんね。
さてさて、今週は設備トラブルの影響もあって連日長時間残業が続き、作業量も増えてしまって割と肉体の限界が迫っていますのでこの辺りでw