とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

限界が近づいている?!と嘆く声が出始めた週末

もくじ

❚トヨタ九州は今季業績好調!しかしその裏で 

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激務が続いております。先週夜勤週はALLフル残業。何でも業績好調だそうで夏頃まではこのまま連日フル残業&休日出勤な日々が続くんだとか...。

 

嬉しい悲鳴であります。ぇぇ...とっても...。

 

自動車業界あるあるな話ですが、少し前まで問題なくこなせていた作業が稼働状況や月跨ぎ等で作業量が極端に増加したりする要因で、突然マジキチもう無理的な危機的状況に陥ってしまう場合があります。

 

正に今そんな状況になっておりまして現場はかなり荒れていますw 何年もの長期間過酷な作業をこなしてきた猛者達でさえ

 

「そろそろ大声を上げて発狂する時が来た...」

「作業量が多過ぎてもう無理だ...」

 

なんて声が聞こえてきた先週末の金曜日。そりゃ体力有り余ってる20代前半の若いコ達でさえキツ過ぎてムリとか言っちゃうくらいですもん。。。

 

❚どこに問題があるんだろうか

各工程の作業量の配分は細かく分けられた組(グループ)ごとに作業量配分が考えられ、都度調整しながら各工程の作業区分が決定されます。

 

この仕組みのため起こり得る問題として、各組(グループ)の裁量権を持っている上司の手腕が低ければ当然ながら作業量配分に大きな隔たりが生じ、あからさまにキツ過ぎる工程や、比較的ラクな工程といった格差が生じてしまいます。

 

この問題点においては自組(グループ)に関しては特段問題視する程の悪環境にはなっていないと思います。その他の問題点として作業量の増減のタイミングが事前に予想し難く、突然作業量が大幅に変わってしまう事がある為、作業量変更による負荷がどれくらいになるのか、それによってどのように作業量配分を変更しなくてはならないのか、即座に対処出来ないといった点が問題点となっている事が考えられます。

 

結局作業量の増減がいきなり襲ってきて、実際に作業を行ってから実証見分、それを元に作業量配分を考案するという流れになる為、後手後手になってしまい現場が荒れに荒れてしまうという悪循環が起こってしまっています。

 

その他の問題点として、そもそも各組(グループ)に割り当てられた総作業量がそのグループ内の人員で無理なくこなせる度合を越えている可能性という点です。

工場現場あるあるな話で、安全第一、慌て作業はするな、なんて就業規則的に言われている現場がほとんどだとは思いますが、実際の現場では安全に作業出来る作業内容や作業量ではない。走り回りながらでも作業をしないととても作業がこなせる状況にないという場合が多いです。

 

この点はビジネス的観点においてかなり難しい問題だと思います。人件費を増やして一人当たりの作業配分量をムリなく行える程度にまで調整すると、現場の災害発生率は減少するでしょうがコスト面が圧迫し、利益率が減少してしまいます。

 

反対に人件費を削って一人当たりの作業量をギリギリこなせるであろう程度に考えて調整すると、従業員への肉体的・精神面的な負荷が増加し、災害発生率が増加するでしょう。

もし災害が発生すると、企業内部の営業体制に問題がなかったのか、外部機関からの監査なども入るでしょうし、災害の内容によっては株価に直結して影響を及ぼす事も十分考えられます。

 

ともあれ体調不良者や肉体的なダメージを訴える人が増えつつある状況。さてはてどうしたものか...。管理人も疲労回復薬や疾病予防薬などを活用しつつ、何とか日々を乗り切ってはいますが、この先いつまでこの状況に耐える事が出来るのやら...。

あらゆる方向性を模索し、リスクヘッジは考えておくべきなのかも知れませんね。