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伝説へ再来 LUNA SEA3/21(土)福岡サンパレス参戦

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❚20年の時を経て再び伝説のLIVEへ

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画像情報元:https://alcor-sirius.appspot.com/webapi/content/get_data?content_id=LUN_images_acc7395dac8fff5cc3099161ff170d5d

 

そうあれはもう20年前の事。当初人気絶頂だったLUNA SEAのラストライブを観に、親友と一緒に行った東京ドーム公演。18歳の頃にLUNA SEAに出会ってから圧倒的な魅力に衝撃を受けて始めたバンド活動。上京したのもLUNA SEAに出会ったのがキッカケでした。

 

ラストライブ公演終了後、名残惜しそうにいつまでもステージを離れないGrのSUGIZOの姿があまりにも切なくて、最後の最後までステージを離れる事が出来なかった。あれからもう20年の時が流れているんですね。

 

彼等はその後、裏切りや葛藤の中、様々な困難を乗り越えて個々で活動しながらも再び集結し、今や日本を代表する超絶カッコイイロックバンドに昇りつめています。管理人も彼等の背中を負い、上京し、バンド活動に明け暮れ、名ばかりでしたがとあるレコード会社とメジャー契約をし、やっと彼等の背中が見え始めた刹那、メンバー同士のすれ違い、再起からの裏切り、対立なんかがあって、次第に彼等を追う道が閉ざされていってしまいました。

 

思えばこの時期、とてつもない貴重な経験をたくさん得られていたんですよね。イエローモンキーの前身キラーメイというバンドのVoであるレイノさんにお声を掛けて頂き、ローディー(お手伝い)として何度もLIVEに呼んで頂いたり、サポートキーボーディストである三国義貴さんとはかなり密接にサポートをさせて頂いたり。

 

打ち上げにはアニメタルのメンバーの皆さんや、セックスマシンガンズのbaノイジーくんなんかが参加してくれたり。対バンには元BOOWYの高橋まことさんや、イエモンのヒーセさんが来てくれたり。

 

敬愛するhideさんをリスペクトしたようなバンドで吉祥寺のシルバーエレファントでLIVEをしてた頃は、無名ながら初ライブには大勢のお客さんが足を運んでくれてて、ライブハウスのオーナーさんからも絶賛されていたり。

 

けれど色々あって時は流れて、今はもう音楽活動は何年も長い間やっていません。でも彼等はまだ走っているんですよね。追いかけても追いかけても未だ届きもしない彼等の雄姿を、生き様を、目に焼き付けに行ってきます!

 

❚LUNA SEAという大物BANDを知らない若い世代

20代のコ達にLUNA SEAの話をすると、割と多くの人が知らなかったりするんです。河村隆一は知ってるけどLUNA SEAは知らないってね。何だか勿体ないというか、寂しいというか、何か大切な何かを知らないままここまで来てしまったんだなという思いになってしまいます。

 

音楽の好き嫌いはあって当然。響かない音楽はどんなに美談のあるアーティストの音楽であっても届きはしない場合はあります。けれど、LUNA SEAという偉大なバンドがメンバー年齢約50歳にしてなお、未だに進化を続けながら熱い活動を行っていて、五感を震わせるような楽曲を奏でている様は、是非とも一度若い世代の方々にも見て欲しいと思うところ。

 

楽曲云々だけじゃなく、生き様を見て欲しいのです。

 

今も昔もそうですが、音楽機材によって作り出されたプログラミングミュージックに合わせて歌う楽曲が現代でも何かともてはやされたりしています。けれど彼等はBANDという存在は、歌詞も音も一から全て自分達で造り上げ、ステージでの見せ方ですら自ら考えながら演出しています。これがどれ程大変な活動であるか。

 

生死を掛けて制作に臨んでいるといっても過言ではないはず。実際、管理人が音楽活動を行っていた頃も3日間程度まともに睡眠を取らず活動し続けるなんて日々を送っていましたし。それ程に何かを強く追い求めてていたんですね。

 

❚追い求めるその先には何もないさ

音楽の魅力に憑りつかれ、その先に何かを求めようとしても何もありはしない。多分熱狂的なファンはその先に何か自らを救ってくれるような、見たことも感じた事もない高揚感や幸福な世界が広がっているなんて思うのかも知れませんが、どんなにそれを追い求めてもその先には何もありはしない。

 

敬愛するイエローモンキーの楽曲「人生の終わり」にこんな歌詞がある。

 

僕が犯されたロックンロールに希望なんてないよ

あるのは気休めみたいな興奮だけ それだけさ

 

正にその通りだと思う。煌びやかなサウンドに胸躍らせ、胸の高鳴りのままにその先を追い求めても答えなんてありはしない。その姿、サウンドに興奮を感じているだけ。

 

Xjapanのhideさんが亡くなった時、後追い自殺が社会問題になった。hideという偉大な存在がこの世から消えてしまった事による絶望から、hideさんの行く先へ一緒に行きたいと思っての行動なのかも知れない。だけど、やっぱり追い求めてもその先には何もありはしない。

管理人もこの時はあまりのショックな出来事に愕然とした。hideさんを尊敬していた当初のVoは「これはチャンスだ」と言った。自分は何が真実なのか訳が分からなくなった。

 

音楽で飯を食っていくという野望は儚くも散った訳なのですが、音楽活動を完全に諦めた訳じゃありません。若年の頃はとにかく生活するのに精一杯で、何度も何度もお金さえあれば時間の制約なく音楽活動に打ち込めるのにと嘆いたものです。

 

余裕が出来たらまた活動を再開したいななんて思ってはいますが、その時点で恐らくプロミュージシャンージシャンとして活動していこうとする方向が間違っていたのかも知れませんね。

 

❚20年の時を経ても尚、LUNA SEAの人気は絶大だった

先々週の土曜日が一般チケットの販売だったでしょうか。土曜日は休日出勤だった為、仕事帰りにローソンに寄ってロッピーでチケットを購入しようとしました。

親しい親友も一緒に行く予定だったので隣席で2枚のチケットを購入しようとすると既に隣席の指定席チケットはSOLD OUT状態。

 

丁度親友の仕事状況により、当日参加できるか現段階では分からないという事だったので取り合えず慌てて自分の分だけチケットを押さえました。

 

LUNA SEAはメンバー平均年齢が50代に差し掛かり、数年の空白期間もあったのですがそれでも一般発売チケットが当日SOLD OUT状態になるなんて、さすがにモンスターバンドです。出来る事なら肩を並べて一緒に演奏して見たかったな。なんて思ったりしますが、そこに辿り着く為の努力と覚悟、運が全く足りませんでしたw

 

メンバーの中には戦地に出向いて平和を訴える活動を行っているメンバーなんかもいたりして、個々がとてつもなく大きな活動をし続けています。彼等の横にいく為には生半可な覚悟じゃ到底辿り着ける訳もなくw

 

3/21(土)福岡サンパレスで20代の頃に焼き付けた思いを胸に、再び彼等の生き様を目に焼き付けて来ます!