とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

彼も消え、また彼も消えて行く

|ひとり、またひとりと、仲間が消えゆく40代

つい先日までまだまだこれからなんて息巻いていた。

でも気づけば焦る程に自分も歳を取っていて、今だ何もなし得てない現状に苛立ちを感じながら、相変わらず日々の慌ただしさに苦悩しながら藻掻き生きている。

 

そう、気づけばもう40代だ。

 

訳あって自ら苦境を選択し、悪戦苦闘の日々だがなんとか生きてる。

でもここ数年、これまで親しい間柄だった友人達の何人かは姿を消した。

割とみんな深刻な問題を抱えて。

 

 

先日親しい先輩と食事に行った際、こんな話をした。

40代、50代になると、突然窮地に陥ったり、精神的に追い詰められたり、蒸発してしまったりする知人が本当に増えるよね。と。

 

これはここ数年で自身の身の回りに起き感じていた状況と先輩も同じ感覚だった。

 

先輩はこう行った。

 

これまでは若さで何とか誤魔化しながら切り抜けられてきたけれど、40-50代になると誤魔化しが効かなくなる。

誤魔化しきれなくなると当然急激なピンチが訪れる。

 

金銭的な蓄えや、保険的な働き、副業に取り組んだり、新たなスキルを学んだり、そういった事を何もしてこずに誤魔化しながら生きてきたから、誤魔化せなくなったらいきなり行き詰る。

 

先輩の周りでも親しい友人が何人も様々な理由で社会からドロップアウトしてしまったと話ていた。

 

自分の周りも同じだ。

理由は様々だが多くは金銭的な理由だ。

金銭的な理由で生活が苦しいと相談して来る人には共通点があった。

ほぼ確実に言い訳がましい事情を口にするんだ。そこには同時に日々の浪費に関する甘えがセットになっていた。

 

これまでは若さ故に誤魔化しが効いていたってのは、若いからまだどんな職種にでもすぐに就く事が出来たし、少し大きなピンチが訪れても短期契約の仕事なんかでどうにかする事も出来た。

 

でも40代くらいになるとそういった誤魔化しはもう効かなくなる。

行き当たりばったりで過ごしていると後に痛い目を見る。

自分も決して例外ではないし、明日からも気を引き締めて日々を生き抜いて行こうと思う。自分が元気で生活出来ている事がきっと周りの親しい友人達の為にもなる筈だから。