もくじ
❚1日還元上限額が6,000円に改悪されて尚、初日終了
au PAYの毎週10億円分還元祭りが絶賛開催中なのですが、転売屋さん達の熾烈な争奪戦が繰り広げられている様子で、キャンペーン開始から初回は2日、2週目は僅か1日で終了という状況になっておりました。
au側も転売屋の対策に乗り出していて、開始当初郵便局で利用可能となっていたのが2週目より対象外となり、今週3週目は1日に付与されるキャンペーン還元額を1アカウントにつき6,000円までと内容を変更してきました。が
結局今週分も1日で終了ぢゃーんヾ(*´∀｀*)ﾉ
まじで？みんなそんなに買い物してるの？とか思いましたが、どうやらやっぱり転売屋さん達があの手この手を考えて暗躍されていらっしゃるご様子で...。
❚上限儲けても余裕で回避できちゃう抜け道がある
1アカウント表現6,000円なら、1ステージ付与上限である30,000円分の付与を適用させる為に5アカウント使用しちゃえばいいじゃないってなお話になってるみたい...。
ぁぁ...ﾃﾞｽﾖﾈｰ...。
au PAYはauユーザー以外でも誰でも利用出来ちゃいます。アカウント自体も無料で造れちゃうし、スマホ5台にそれぞれau PAYアプリインストールして、アカウント作っちゃえば5アカウント分を確保出来ちゃいますね。
これで1ステージ上限の30,000円分の還元上限分はクリア出来るという訳ですか。もう必死ですねｗ
今回au側が行なった転売屋対策の一環として設けられた1日上限6,000円までという内容は、誰でも簡単にアカウントを作成出来てしまう事によりあまり意味を成さないものになってしまっています。
より多くのお客様に本キャンペーンを利用して頂く為にーという趣旨で設定された内容変更ですが、それをやるならアカウント作成をもっとセキュリティー性の高いものにしなくては効果は薄いでしょうね。それこそアカウント作成時に免許書等の身分証明書を読み込ませて紐付けして認証させるくらいの事をしないと、根本的な転売屋対策にはならないでしょう。
各社こぞってQRコード決済サービスにおける大規模還元キャンペーンを開催していますが、まずは安心して一般ユーザーが利用出来るようセキュリティー面の強化と、転売屋対策をしっかりと構築してから行わないと、せっかく大金をはたいて開催するキャンペーンなのにユーザーの反感を買って逆効果になり兼ねませんしね。
実際、現在開催中のau PAYのキャンペーンでは一般ユーザーからのクレームが殺到しているらしいですし...。何の為のキャンペーンなのやら...。
転売自体はまぁ難しい問題だと思います。一般的な消費の仕組みから考えると、全ての売買において転売と同じ仕組みで販売が行われている訳ですし、どこで線引きをするべきなのか明確な基準を定めるには問題点が多過ぎる。
しかし乱立する転売を何も対策を講じずに見過ごせば当然市場は荒れ果てます。先日のアーティストのライブチケット転売なんかもそうですね。現在は定価よりも高い価格でチケットを転売する事は法律で禁止されているのですが、現に未だに定価を超える価格で転売されているチケットサイトが存在しています。
一般公開されているサイトであれば国の行政機関によってそのサイト自体に圧力を掛ける事も出来ると思いますが、SNS等を利用した個人間の転売となると1件1件を監視して抑制していくのは難しい。
結局は買い手側がある程度の線引きをして転売を抑制していき、転売屋の活動を制限して縮小していくほか、現状では有効な打開策が見居させないのかも知れませんね。なるべく健全な市場を保てる様になっていって欲しいなぁと思いますけどね。
