とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

そろそろ本当に転換期

もくじ

❚社内大規模構造改革に伴い、退職者や異動者が増加 

f:id:GOldduck:20200702051132j:plain

トヨタ九州では各部署で夏季休暇頃を目安とした大規模構造改革の為に大きな動きが生じております。部署によってはこの構造改革によって人が溢れてしまう状況になる所などもあり、人員配置変換、異動などが噂されています。

 

管理人もその流れの影響を受け、新工程への移行準備に明け暮れておりますが、いかんせん苦戦しまくっており、心身共に憔悴し切っている状態だったりしますw

 

この影響を受けてなのかは分かりませんが、各部署でチラホラと退職者も増加しているという話も。身近な所でも退職者が出ており、退職理由を聞いてみると「仕事がつまらな過ぎるから」という話でした笑。何だか強烈に納得。

 

トヨタ九州の仕事に面白みがあるかと言うと、個人的な意見ではありますがはっきり言って皆無です。全く1mmたりとも面白みなんてありませんw

日々黙々と閉鎖空間で同じ内容の作業をマシンの如く繰り返し、肉体の限界に挑戦しながらぶっ壊れそうになる精神状態に耐えるだけです。

 

それでも生活の為にと、みんな日々の業務に耐えていますが、最近ではこの生活に対して疑問を唱える人も少なくありません。何故か。

現在でも新型コロナの影響が生産状況に少なからず生じている状態で、以前のようにフル生産体制にはなっていません。特に4月、5月は影響が濃く、基本的に残業なしの状態が続いておりましたので、社員、期間社員、派遣社員問わず、大幅な収入減となっていました。

 

例え社員であっても残業が全くない状態だと手取り額はかなり少ない様で、とある社員は4月、5月は月々の支払い分だけで給料がなくなったと話ていました。ランクにもよりますが、長年勤務している正社員であっても残業なしの場合は手取り額は約15万程度になる様です。日々あれだけ過酷な業務に耐えているのにこの給与だとやってられないと思うのは当然なのかも知れません。

 

とある社員とこんな話をしていました。これでもかというくらいにこき使われているのにこんなに薄給だと、副業1本で頑張ってた方が稼げるね。と。

確かに、安定性に違いこそあれ、単純に収入面だけで比較すれば、副業1本の方が稼ぎは大きくなると思います。企業に属しているメリットとしては一定の給与が保証されている。厚生年金に加入出来る。微々たるものだが、福利厚生がある。などがあるでしょうが、安定性に関しては今や如何なる企業であっても様々なリスクが常にある。

厚生年金に関しても、詳しく調べていませんがアルバイトやパートの方々にも加入の敷居がかなり下げられている様です。個人事業主の方なんかでも加入可能なのかな?

 

総合的に判断すると、副業収入が本業同等もしくはそれ以上の収入が見込めるのであれば、本業にしがみつく必要が全くないんですよね。企業は個人を守ってはくれませんしね。

 

❚連日フル残業の再来

本来の稼働状況に未だ戻り切れていない状況なのですが、設備トラブル等で日当たり生産台数を割り込んだ場合、翌日以降に上乗せされる事が多々あります。

現在もいつも通りこの状況が続いていて、その影響を受けて連日フル残業が既に絶賛開催中ですw

 

夜勤のフル残業は最大2時間。こうなると帰宅後、風呂入って、飯食って、すぐ寝て、起きてまたすぐ仕事の日々が繰り広げられる事になります。

労働法改正により、以前までの様に青天井的にどこまでも残業が繰り広げられるという状態は各企業共に法改正によって縛りが定められましたので一定の基準は守られる様にはなったのですが、正直あの過酷な現場の連日フル残業な状態はもうウンザリです...w

 

只でさえ夜勤で精神的にも肉体的にも多大な負荷が掛かっているのに、血管切れそうになりそうな作業の連続を連日フル残業で続けていれば、その内壊れますw

 

これからこの業界に足を踏み入れようと考えておられる方はどうぞご覚悟を...。生半可な覚悟ではきっと続きません。しかし確かにメリットはあります。どんなに無知で無スキルであろうとも、健康でさえあれば働けますし、収入面、待遇面も他企業と比較しても決して悪くはありません。ただハッキリとしているのは、かなりキツいのと、世間でイメージされている程高収入という訳でもありません。

 

トヨタ九州だけでなく、製造系の職場は常に変化が絶えません。そうしていかないと事業として成り立たないのでこの動きは実に理にかなっていると思います。裏を返せば突然配置変換や異動、リストラのリスクは常にあるという事になります。

 

製造業は生産してナンボの業界なので、生産が落ち込めば人員整理や配置変換は必須となり、人が溢れる様な状況になれば、人員整理を行わなくてはなりません。正社員になれば安泰、会社が雇用を守ってくれるという概念は存在しませんのでご覚悟を...。

 

これも時代背景なのでしょう。生き抜く為に日頃から多方向に目を向けて努力を継続し、あらゆるリスクを想定しつつ、収入減を複数持ち合わせていなければ、突如訪れる変化に対応仕切れず、路頭に迷ってしまう。そうならない為にも日頃から幅広く情報収集し、新しい事にチャレンジし、行動し続けなければなりませんね。