とよブロ

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Mavic Miniの誘惑に勝てそうにありません

もくじ

❚ 199gの衝撃!航空法対象外なトイドローンなのに高性能

 

これはヤバいドローンが発表されてしまいましたよ。手に入れたくてワクワクが止まりません。先日友人からLINEでMavic Mini買っちゃえば?俺も欲しいんだよね。なんてメッセージが送られてきて、ドローンのMavicシリーズは知ってるけどどうせまた10万円以上するお高いドローンなんでしょ?と思ってました。

 

と・こ・ろ・が!

 

調べてみると、本体やコントローラーなどが付属する通常版が46,200円(税込み)

プロペラガードや予備バッテリーなど付属品多数なフライモアコンボが59,400円(税込み)

 

ドローン業界大手のMavicシリーズが10万円以下で買えるだと...?!

しかもこのMavic Miniは本体重量が199g。トイドローン枠となり、国内航空法の対象外となる機種なんです!このポイントが大きい!

 

日本の航空法では200gを越える機体(ドローン等)を飛行させる場合、様々な制約が掛かります。航空法ではざっくりと「飛行禁止空域」「飛行のルール」の2つに分かれており、それぞれ細かい規制が定められています。

 

万が一これらの規制に違反があった場合は50万円以下の罰金が科せられ、他に小型無人機等飛行禁止法に違反した場合には更に重い1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処される事もあるので注意が必要です。

 

❚トイドローンならどこでも飛ばしていい?

200g未満のドローンは航空法対象外となり、どこでも飛ばしていいと思われがちなのですがそうではありません。

 

・航空機に影響のある空域や空港周辺

・国の重要施設等の300m以内

・地表や水面から150m以上の高さの空域

 

こうした場所では例え200g未満のトイドローンであっても規制の対象となります。

その他にも200g未満のドローンへの規制はあって

 

・自治体の条例

例えば東京都の都立公園など、各自治体の条例により、ドローンの飛行が禁止されている区域があります。

 

・プライバシー権の侵害、肖像権の侵害、個人情報保護法違反

ドローンで空撮した動画に移ってしまった第三者の顔や物件、第三者の室内や敷地内といったものを、SNSや動画投稿サイトに何気なくアップしてしまうと、思わぬトラブルに発展する恐れがあります。

個人が特定出来てしまう動画はプライバシー権の侵害、肖像権の侵害、個人情報保護法違反等に該当してしまう可能性もある為、十分に注意して動画を公開すべきか考える必要があります。

 

航空法対象外となる200g未満のトイドローンですが、基本的には国の重要文化財の近く、人が密集する場所や道路付近、空港や自衛隊の飛行訓練地域などでは飛行させないようにしましょう。

 

ちなみに200gを越えるドローンでの航空法規制で、一般的によく言われている規制内容は以下の通りです。

 

・夜間の飛行は禁止

・目視出来る範囲外、常時監視して飛行させる事ができない場合は飛行禁止

・人(第三者)や、建物との間に30m以上の距離を保って飛行させてはいけない

・不特定多数の人が集まる場所での飛行禁止

・爆発物などの輸送の禁止

・ドローンから物体を落下させる事の禁止

 

これらの一般的な航空法の対象外となるだけでも、トイドローンへの期待度は高まりますね。今やドローンへの規制は年々厳しくなっており、200gを越えるドローンに対しては飛行させる前に事前に管轄施設への事前申請、許可が必要となるケースがかなり増えました。

 

ドローンの事故も増えてきていますので、規制が厳しくなるのは仕方ない事なのですが、ドローンを扱う全ての人がしっかりとルールを守り、モラルある飛行を心掛けて頂きたいものです。

 

❚Mavic Miniは何がそんなに凄いのか

まずはこれまでお伝えしてきた様に、本体重量が199gで国内の航空法対象外となる点。

その他には主にスペック面が際立って凄いです。

 

そしてドローンとしては気になる動画性能ですが

最大2.7K/30FPS

 

4K画質には若干劣りますが、フルFDよりも高画質な2.7K高精細カメラがトイドローンに搭載されています!これまでトイドローンはあくまでおもちゃ感覚でドローンが体験できるといった枠組みで、youtubeなどへの動画投稿など本格的な動画撮影はほぼ不可能でした。

 

近年で話題になったRYZEのTello。ドローン業界大手のDJIのテクノロジーを搭載し、トイドローンながら安定的な飛行を可能にしている人気機種。

値段も約10,000円ちょっととお求めやすく、ドローン入門機としては最適と言われてきました。しかしそんな大人気なトイドローンであるTelloであっても動画性能に関しては酷評が多く、最大HDでの撮影が可能なんですが画質はそこそこ。しかも動画撮影時は画像がカクカクしたり、映像が飛んだりする事も。

 

これではおもちゃ感覚で飛ばす事は出来ても、本格的な撮影は出来ない。

 

多くのドローンユーザーが年々厳しさを増す航空法の影響を受けない航空法対象外のトイドローンで、本格的な動画撮影が可能な機種が発表される事を心待ちにしていたと思います。

 

そして、ここに来てMavic Miniの発表です!流石に4K撮影等も可能で本体価格が10万、20万とする上位機種であるMavic Proシリーズには敵いませんが、5万円程度で上位機種と同等の安定飛行、動画を安定させる為の3軸ジンバルは上位機種同等のものを搭載。更に小型なトイドローンにも関わらず、2.7K超高画質撮影が可能なカメラを搭載。

 

あ、あれですね。文章で云々言うよりも、実際にMavic Miniがどういったドローンなのか動画で確認された方がが分かりやすいですね。DJIが公式に紹介動画を公開しています。


 

発売予定日は11月中旬。そろそろなのかな。欲しいなぁ~ウズウズ...。