前記事のつづき
②のカーボン噛みの可能性について
カーボン噛みというのは簡単に言うと、エンジン内部に残った燃えカス(カーボン)が部品の隙間に挟まる事。
これ(カーボン噛み)が起こるとどうなる?
➠走行中にエンストする
➠エンジンがかからなくなる
➠エンジンが度々止まる
カーボン噛みは4stスクーターに起こりやすい現象の様で、普段からなるべくカーボンを溜めない走り方、カーボンを除去するメンテナンスに気を付ける必要があります。
カーボン噛みでエンジンが始動しなくなっても、応急処置で一時的に治る場合がありますが、重症の場合はバイク屋さんへ入院直行です。
カーボン噛み対策は走行距離が40,000km近くなった頃からエンジンオイル交換時に毎回ヤマハのガソリン添加剤を入れて対策してました。
なのでカーボン噛みの可能性としては低い?いや、添加剤使ってたからって完全とは言えません。
しかし今回はバイパス走行の為に少しアクセルを開けて高回転で走行し始めた時に違和感を感じ、その後エンストという状態でしたので、別の問題が関係しているのかも知れません。
と言う事で、エンジンがかからなくなったアクシスZにまずはECUリセットをお試し。
これ、管理人も調べて初めて知ったのですが、エンジンの温度が80℃以上になると、その時のアイドル回転数をECUが学習するらしいのです。
つまり業務で常に走り回ってて温まりまくってたエンジン。そこへ更にバイパス走行の為、エンジンを高回転させた事で更にエンジン温度が上昇。
エンジン冷却の役割を持つエンジンオイルも減少していた為、冷却しきれず異常が発生した?という推測です。
で、ECUリセットのやり方は
①バッテリーのマイナス端子だけ外し、10分以上放置
②バッテリー繋ぎなおす
③キーONにして3秒以上待つ➠OFFにして3秒以上待つ
(これを3回繰り返す)
④4回目、キーONにして3秒以上待ってからエンジンスタート
これを試した結果。
エンジンかかりました!
怖いのでしばらくアイドリングさせーの、一度エンジン切ってから再始動。
問題なくセル1発始動します。
という事はやはりエンジンの温度が上昇し過ぎた事が原因なのか?
ともあれまだ不安なので明日エンジンオイルを交換して様子を見て見る事にします。
その③へつづく