もくじ
- ❚バイクは日々こまめなメンテナンスが必要な乗り物です
- ❚オイル交換しようとしたら、ドレンボルトが舐めって外れない！
- ❚ドレンボルトのサイズが不明で困りました
- ❚やっぱりナップス福岡店は神だった
- ❚おもいきってオイル交換を実行しました
❚バイクは日々こまめなメンテナンスが必要な乗り物です
普段からバイクの簡易メンテナンスは自分で行っています。
エンジンオイル交換は勿論、スパークプラグ交換、エアーエレメント交換、各小物パーツの交換から各部のオイル差し、各パーツ清掃などなど。
タイヤ交換やブレーキパッド、Vベルト交換等、専用工具が必要となる駆動系や点火・電飾系工程や、メンテナンスに専門的な技術を要する工程などは信頼するバイク屋さんに依頼しつつ、日々のメンテナンスを行っています。
日々のこまめなメンテナンスや、定期点検などをしっかり行っているからか、幸いな事に現行運用しているバイクはこれまでに1度も故障した事がありません。
車は割と長期間ノーメンテナンスでも走行に支障が出なかったりしますが、バイクは非常に繊細な乗り物でして、日々のメンテナンスを怠っていると、突然重大な故障が起こってしまう事もあります。何とも手間のかかる乗り物ですｗ
車と違ってバイクは転倒や接触等の際には、即命の危険に直結してしまうリスクがある乗り物なので、バイクに乗っている人は本当に日々メンテナンスに関しては怠らない様にして欲しいものです。
❚オイル交換しようとしたら、ドレンボルトが舐めって外れない！
エンジンオイル交換は車だと約5,000k/m毎、バイクだと約3,000k/m毎が推奨とされています。
そろそろ前回のオイル交換から3,000k/mに達しそうだったのでオイル交換をしようとすると、ドレンボルトの先が舐めってしまって回りません！
焦りました...。数日後にはちょっとしたプチツーリングに行く予定だったので、その前にオイル交換とエアーエレメントの清掃はやっておこうと思っていたのですが、これは予想外！
仕方なくバイク屋に持って行こうかと思いましたが、既にお盆休みに入っているお店も多く、連日予定がビッチリ詰まっていた事もあり、どうにか自分で舐めったボルトを外せないかと情報を漁っていると、ナットツイスターという部品を使えば、舐めったボルトを取り外す事が出来るという事で急いでAmazonで注文！
ドレンボルトの頭部分は六角なのですが、このナットツイスターは花形の様な差込口になっています。この鋭利な花形がボルトに食い込み、舐めたボルトでも問題なく力が伝わるという事で。
幾つか海外製の安い類似品もあったのですが、Amazonではこれまでに幾度となく粗悪品を掴まされて結局ムダ金になってしまったという事もあったので、業界的に主流とされているコーケンというメーカーのものを購入。これ、結構高いんです...。
前日の夜に注文して翌日届きました。Amazonプライム会員特典のお急ぎ便、恐るべし...。
❚ドレンボルトのサイズが不明で困りました
ナットツイスターを使えば舐めたボルトは外せそうなのですが、ボルトを外した後、舐めたボルトを再利用する事は出来ないので、新しいドレンボルトも一緒にAmazonで注文していました。
ここで困った事が、適合するドレンボルトのサイズが不明！
所有車の取説にも記載がなく、ヤマハのHPにも情報がない。検索しても確実な情報がHitしない。純正パーツ情報も曖昧で確実なサイズが分かりませんでした。
ボルトの形状やネット情報などから、恐らくこれだろうと思われるボルトを注文していましたが、届いたボルトを見てみると何だか少し不安な大きさで...。
純正ボルトの頭部分の大きさがまず違いました。純正ボルトはM12というサイズだったので同じサイズのものを注文したのですが、届いたボルトの頭部分はM14。
頭部分は特に問題ないとして、問題なのは実際にはめ込む部分の大きさです。
ボルトの規格に対してはほぼ無知だったので、ネットで情報を確認しつつ。
まずMという部分が実際にネジ穴に差し込む部分の口径だという事は分かりました。頭部分の大きさはラチェットなどに当て込む部分なので特に問題なし。
あとはPという部分が問題でして、これはネジのグルグル状になっている寸法を表しているらしいのですが、この値が異なればネジが回し込めないという事態に見舞われてしまいます...。
ボルトを取り外す事が出来ても、新しいボルトが取り付けられなければエンジンオイルが注入出来ない状態になってしまいます。そうなると実質走行不能状態に陥ってしまうので、安易に取り外せません。
うーん...どうしたものか...。
❚やっぱりナップス福岡店は神だった
そうだ！ヤマハに電話して直接ボルトのサイズを聞こう！っと思いましたが、既に8日から16日までの間で夏季休暇に入っていて電話出来ない状況でした...。
日頃お世話になっているYSPもお盆休み中...。うーん...困ったぁ...。
そこで普段からバイク用品やタイヤ交換などでお世話になっているナップス福岡店さんに電話してみると、実に親切丁寧に対応して下さいました！
車種を伝えて適合するドレンボルトの在庫を尋ねましたが、ナップスでも純正のボルトのサイズは確実な情報が分からないとの事。しかしドレンボルトに取り付けるワッシャーのサイズがM12なのは分かっていて、まずM12サイズで間違いないだろうとの事。
グルグル部分であるP値に関しては分かりませんでしたが、バイクのドレンボルトではP15が主流という事を教えて下さいました。
更に親切な事に、ボルトのサイズ自体が適合しても、車種によって専用のボルトでないとオイル漏れ等のリスクがない訳でもないとの事で、だったらやはりYSPなどの専門ディーラーに持ち込んだ方が安心だと伝えて下さいました。
一部のお客様の口コミなどで悪い評価があるにはあるのですが、お店側も商売で成り立っていますからね。返品を受け付けてくれなかったなどの口コミもありましたが、そもそも購入時点で商品に問題がなければ返品不可なのは当然な事で、これに対してクレームを言うのは筋違いかと。
対応内容が著しく低下してしまった福岡にりんかんに比べたら、ナップス福岡店は本当に信頼出来る良店なのは間違いないと思います。
❚おもいきってオイル交換を実行しました
ボルトもパーツも工具も既に購入し、交換用オイルも保管してありましたし、各店舗がお盆休みに入っている中なので、新調したボルトが適合しなくて大惨事になってしまうリスクがある事を承知の上で、オイル交換を実行致しました！
その結果ー
見事問題なく、オイル交換完了！！
ふーーーーーーーーー....。よ、良かったぁ...。
ナットツイスターで確かに舐めたボルトはガッチリ噛み、力を伝える事が出来ましたが、それでも中々外れなかったので恐らくボルトの劣化と、前回交換時にボルトを少し締めすぎてしたのかなと。
新調したボルトもちゃんとはまりまして、オイル漏れも全くありませんでしたのでこれにて一件落着です。
そして取り外したボルトがコチラ。
うん。ボロボロですねｗ
よくこんなボロボロなボルトが取り外せたものです...。恐るべしナットツイスター。
思えばバイク購入から約2年の間、一度もドレンボルトは交換していませんでした。ドレンボルトはオイル交換時に毎回新しいものに交換する事が推奨とされているみたいなんですよね。
バイクは消耗品のライフ（寿命期間）が短いパーツが多いですので、定期的なメンテナンスを行って、交換が必要なパーツは早めに交換するようにして、常に安全走行が出来る状態を保っていけるように心がけましょう。
