とよブロ

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言葉と態度には気を付けた方がいい

もくじ

❚大人の争いは子供のケンカとは訳が違う 

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ここ最近、ヒューマントラブルによって凄惨な事件に発展するニュースが多々見受けられます。これらは人間関係によるもつれから生じる事がほとんどだと思うのですが、同時に他人事のように捉えている人や、自分はやられるはずがないというように思っている人が多い気がしています。

いや、度が過ぎた場合はやられちゃいますよ?

 

仕事上のトラブル、プライベート上でのトラブル、様々な所で人同士は時に衝突する事がありますが、日々の何気ない一言や態度によって蓄積していった怒りが、いつの間にか殺意に変化する事だってあります。

 

大人の争いは子供同士の殴り合いのケンカとは訳が違います。ちょっとした事や蓄積した憎悪が引き金となり争いに発展した場合、命を落としてしまう可能性だって十分に考えられます。そして大人同士の争いに力が強い、ケンカが強いといった概念は無意味です。大人はあらゆる手段を用いる事が出来ますからね。

 

誰に対しても、年齢の上下、仕事上の立場関係なく、一定の礼節を持って応じる事が、自らを守る事に繋がると思います。

 

❚日頃、横暴な態度を取り続けている人達はその行為によって生じる危険性を安易に考えすぎている

どこにでも一定数いるとは思いますが、普段どんな時でも他人に対して横暴な態度を取り、暴言を繰り返し吐き続ける様な人。上から目線で他人を叱りつける人、過去にどれ程ケンカが強かったのかは知りませんが、大人同士の衝突の際、ケンカが強い弱いというのは意味を成しません。

 

自分は強いからやられるはずがない、他人より身体も大きく、力も強いから負けるはずがない。立場上逆らえない位置にいるからやられるはずがない、これ等の思考こそ危険です。凶器を持ち出されたら、不意に襲われたら、ストーカー行為で付きまとわれ、悪意ある襲撃を受けたら。どんなに強靭な人間であっても、命の危険に晒される事になります。

 

だからこそ、他人に対しては日頃から言葉遣いや態度に一定の配慮を持って応じなくてはなりません。人に対して過剰に小馬鹿にし続ける様な行為や、言葉によるイジメ、職場でのパワハラ行為など、すぐそこに潜む危険性がある事を誰しもがよく認識し、注意を払って行動していくべきなのです。

 

❚現代の技術力を甘く見てはいけない

例えば職場でのパワハラ行為や暴言などは、今や簡単に証拠として保存しておく事が可能です。最近のボイスレコーダーは本体が極めて小型で、洋服やポケットに忍ばせて録音しても鮮明にその音声を録音する事が可能です。

 

普段使用しているスマホのアプリでも同様の性能を誇るアプリもあります。アプリによっては常時録音した音声データをリアルタイムでクラウドにアップロードする事が出来る機能を持ったものもあるので、悪意を持って録音している本体を破壊したり、取り上げたりしても無駄です。

 

証拠となる音声データを持って、社内の専門部署や、上司への申告、外部機関への申告などが行われてしまった場合、処罰を受けるだけでなく、退職の危機や、慰謝料等の請求、法的な罰則を受ける事態に発展する事だって考えられます。

 

時に運悪くイジメ等の対象になってしまったり、いわれのない迫害を受けてしまう場面に出くわす事もあるでしょう。こういった時、証拠を集めて法的手段を用いて戦う事のもいいと思いますが、極めて重大な危険が生じてしまう可能性がある様であれば、そこから逃げるのも手の一つです。

 

例え住む場所を変え、職を失う事になったとしても、命を失ってしまうよりは全然いいです。多大な労力は必要となりますが、後でいくらでもやり直せますからね。