もくじ
❚ダイハツ九州の研修は、泊まり込みを含めたみっちり5日間の研修内容
管理人がダイハツ九州で勤務していた約1年半前までの情報となりますが、現在でも恐らく同様の内容で研修が行われていると思います。
派遣社員や期間工としてダイハツ九州に入社すると、現場配属の前に5日間の研修が行われます。研修内容は多岐に渡り、工場内各設備や安全面、心得などを含めた座学、安全体感研修、自衛隊の訓練さながらの規律訓練、体力診断研修などなど。
3日間の様々な研修を経て4日目はダイハツ九州構内の宿舎に泊まり込んで最後の5日目に臨むといったスケジュールです。
座学研修に関しては特に身構える必要はないと思いますが、とにかく長時間の座学研修となりますので随時睡魔が襲ってきます。中には耐えきれず座学研修中に眠ってしまう方や、注意散漫となり真面目に研修に取り組む姿勢が見られない方なども多々見受けられる事になるのですが、その様な人達には容赦ない言葉が飛んできます。
「お前！何しにここに来てるんだ！今すぐ帰れ！」
厳しい怒号がとして飛んできますので、とにかくダイハツ九州で働く意思があるのであれば、研修中は強い意志を持って真面目に取り組むようにしましょう。あまりにも不真面目な態度で臨んでいると即座に担当営業が呼び出されてすぐに退職させるのかどうなんだ！という話になります。これ、本当にある話です。
規律訓練は大人数で一糸乱れぬ行動を共に行い、大声で掛け声を出しながら進める厳しい訓練です。人前でクソ真面目に大声を出し、背筋をピンっと伸ばし、腕をこれでもかと言う程振り、最後には決意表明をひとりひとりが全員の前に立って叫ばなければならないという内容です。
人前で発表するのが苦手、大声を出すのが苦手という人は勿論いるでしょう。しかし、苦手ながらも一生懸命に取り組む姿勢さえ見せれば特段問題はありません。それよりもあからさまに自分勝手な理由で声を出さない、キビキビ行動しないといった姿勢を見せてしまうと即座にリタイア勧告される事になります。
そして最後の宿舎泊まり込み研修。集団行動の大切さを体感させる為といった理由だったと記憶していますが、とにかく管理人はこの泊まり込み研修がイヤでしたね。はじめましてから数日しか経っていない見ず知らずの他人と同じ部屋で複数人が一夜を明かす事になるのです。
1部屋につき大体3～4名が共に同じ部屋で睡眠を取る事になります。お風呂は大浴場に一斉に入る事になります。たかだか1日だけなので我慢するしかないのですが、本気でこの泊まり込み研修はイヤで仕方がなかったですね。
とは言えなんだかんだこの泊まり込み研修で何人かとは仲良くなる事もでき、LINEのグループを組んだりして現場配属後にまた集まって飲みに行こう！などと盛り上がっていたのですが、いざ現場配属されると数日間の間にどんどん同期が退職していき、3年が経過する頃には同期は誰一人いなくなっていました笑。
ダイハツ九州はとにかく規律に厳しいです。体力面も精神面もある程度鍛えて準備して、覚悟を持って臨まないと、最悪研修中にリタイア、研修は何とかこなせても現場配属後に即リタイアとなる可能性は十分にあります。
ダイハツ九州で働くつもりであれば、それ相応の覚悟を持って臨んで欲しいと思います。
❚今でこそダイハツ九州の派遣社員への待遇は九州地区トップクラスとなっているが....
管理人が勤めていたつい数年前まではとにかく待遇面が自動車業界の中でも最下層であったと断言出来ます。時給換算して約1,200円程度。皆勤手当てなんてありません。契約によっては寸志と呼ばれるプチボーナス的なものが半年毎に支払われていましたが、金額にして5万円もあればトップクラス。
なのにも関わらず現場は非常に劣悪で過酷。日々身体が壊れるか壊れないかの激務の連続でした。そりゃあれだけの激務をこなして待遇が悪いとなると人も長続きしません。
現在ではダイハツ九州に出向勤務する派遣社員への待遇はかなり改善されており、派遣会社や契約内容によって異なりますが、九州地区ではトップクラスの好待遇を定めている企業も数多くあります。
しかし、正社員を狙っての期間工として入社する場合に関しては注意すべきです。期間工として勤務していた方が正社員になれる可能性は高いのですが、管理人が勤めていた約3年間の間で得た情報だと、期間工から正社員登用される可能性は限りなく0に近く、入社時の契約内容では正社員登用のチャンス有などと記載はされていますが、実際には合ってないようなものでした。
ダイハツ九州が設立されてから数年の間は派遣や期間工から正社員登用される事はあったらしいのですが、ここ数年の間ではほぼないに等しく、あったとしても血縁関係などの強力なコネがある場合などで、しかも人数としては年に数名あるかどうかといった状況でした。
運よく正社員になれたとしても正社員には細かいランクが定められており、ランクがある程度上にならないと月の手取り額が2桁行かないという話もよく耳にしていました。その為、正社員の方でも退社する人が少なくなかったです。
これにより、正社員枠は空きが生じて来る事になりますので、現在は期間工、派遣社員から正社員登用される可能性は少しは好転している可能性はあります。しかしながら年に若干名の極めて狭き門である事には恐らく変わりはなく、正社員登用されたとしても極めて給料が低いという可能性は十分に予想されます。
それでも大分県という地域に魅力を持っていて、ダイハツ九州でがんばっていきたい！と思われる方もいると思います。是非とも体調管理には十二分に気を付けて頑張って下さい。
❚トヨタ九州も決して甘くはありません
ダイハツ九州の激務に比べればトヨタ九州の作業内容は多少なりともマシであると感じます。しかし、だからといって決して甘いものではありません。
トヨタ九州でも作業がキツくて短期間で退職する人は数多くいます。研修期間中に途中リタイアしてしまう人もいます。自動車業界で働くという事はそれ相応の覚悟と準備が必要です。
これまでのほほんとした仕事しかして来てなくて、身体造りの為の入社目下準備、発生練習、集団行動への意識造りなど、入社目にある程度準備していかないと、現場配属後に持たなくなりますよ。
自分は若いから大丈夫だ。体力だけは自身がある！と思っていても、いざ現場の作業をやってみると自動車業界のライン作業未経験の方はきっと想像以上にキツい事を実感するでしょう。普通に20代前半の方でも途中リタイアとなってしまう方もいます。
自動車業界で働くつもりであれば、覚悟を持って臨みましょう。
そんな事を言いつつ、管理人も連日のフル残業で身体が悲鳴を上げていますので、本日はこの辺りで...。週末までもう少し！頑張って行きましょう。
