とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

自動車業界3社を比較!トヨタ九州に来て良かったこと、よくなかったこと。

もくじ

 ❚管理人が経験した自動車業界3社の主要部分を簡略的に比較してみたよ

※2021年2月、一部内容を更新致しました。

当記事内容は記事投稿当初のものであり、情報が古くなっている可能性があります。記事内容は随時更新する予定です。

東京から九州に移住してからずっと自動車業界を転々としている管理人です。自動車業界は他業種から見てもキツいと言われる事が多い中、なぜ管理人はこの業界にとどまり続けるのかというと、それは単に精神的なストレスが他業種に比べて圧倒的に少ないからです。メンタルが弱いんですよね~...。

 

管理人がこれまで経験してきた自動車業界大手3社ダイハツ九州、広島マツダ、トヨタ九州の主要部分を比較してみました。

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赤字は最も良い項目、青文字は最も悪いと思う項目です。

2021年2月、トヨタ九州在籍2年を経過し、各社印象を一部更新致しました。

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トヨタ九州に来て良かったことは数多くありますが、ここ最近の度重なる工程内容変更、環境変更などにより、以前に比べて日に日に作業内容はキツくなってきています。

その為、作業員に多大な負荷が生じ、多くの従業員がピリピリムードで作業に取り掛かっているという悪循環が発生。

 

どうしてこんなにも改善案が悪い方向に向かってしまうのか。現場管理者の頭の悪さがここ最近になって目立ちます。

 

まず仕事のキツさ度ですが、これはトヨタ九州はそこそこやっぱりキツです。近い部署に配属された8名のうち、分かっているだけでも脱落者は2ヵ月弱で3人。内、継続して働いている事が分かっているのが管理人含めて3人。残り2人は音信不通です...。

それだけぼちぼちキツいという事でしょうね。

 

収入面では広島のマツダが他社を少し上回っています。それというのも、皆勤手当が月に2万円も支給され、入寮者は寮費・光熱費無料なので必然的に出るお金が少なく、手元に入るお金が多いというのが理由です。更に少ないですが6ヵ月毎に満了慰労金というプチボーナス(10~15万円程度)が支給されたり、夏季冬季にミニボーナス(3万円程度)の支給もあり、手当が充実しています。

 

仕事環境におけるストレス度では逆に広島マツダが圧倒的に悪いです。恐らく地域性もあるのでしょうが、企業内のパワハラやモラハラに対する対応もほぼ行われていないというのがストレス度に結び付くでしょう。

 

最後に住環境ですが、ダイハツ・マツダ共に提供される寮の環境は悪いです。特にマツダの寮は過去殺人事件等も起こっているほど、危険が伴います。半面、トヨタ九州の場合はほとんどが個室のアパートなので、隣人が極めて非常識な人でない限り、プライベート環境は充実し、普通に賃貸物件を契約して暮らしている人と同じ住環境で暮らせます。

❚結局、どこが一番いいの?

条件面は各社それぞれ異なるのですが、やはり長く勤めていく事を考えると一番重点を置くべきは、配属された職場の人間関係が大きく影響してくると思います。その次に同じくらいの重点度で収入面でしょうか。

 

ダイハツ九州は管理人個人的には確かに仕事はあり得ないほどキツかったのですが、他にその工程をこなせる人がほぼいないというくらいに高い作業スキルを要していましたし、人間関係も非常に良かったです。しかし問題は収入面とキャリアアップ制度で、いくら評価が高くても収入面に全く反映されない、キャリアアップはほぼ望めないという環境でしたので見切りを付けたという訳です。

 

広島マツダは比較的正社員にキャリアアップし易い環境にあると言えます。倍率は低くはありませんが、一通りの作業が出来て、一般常識を持っている方であれば、ほぼ正社員登用に受かると思います。何せ非常識極まりない人が大勢いる企業ですので...。

 

トヨタ九州も正社員登用試験はあります。

正社員登用資格条件は、直雇用契約である期間工として最低6ヵ月在籍後に試験資格が与えられます。

派遣から正社員試験に挑戦する為には、一度派遣会社からトヨタ直雇用である期間工への契約変更が必要。期間工になってから6ヵ月継続在籍後に試験資格が与えられます。

但し、35歳以下までが正社員登用試験資格条件となっている様子。

35歳以上の方は、期間工契約であっても派遣契約であっても、正社員への道は閉ざされている様です。

 

身体を壊す人が少なくなく、管理人も左ひざに異常を感じながらな状況なので、とにかく日々の身体のケアを重点的に行って行きたいと思います。