とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

トヨタ九州もやはり人手不足なのか?

もくじ

❚今日は突発が多くて大変な日だった

恐らく分かっているだけでも突発休みが3人...。こうなるとリリーフ(各工程をほぼ全てこなせるエキスパート)が穴埋めで入り、作業遅れなどのフォロー人員が足りなくなります。管理人の工程は通常4人配置で行っているのですが、今日はあまりにも人数的に余裕がなく、3人でヒーヒー言いながら作業しました。

 

❚安全第一なのに安全に作業出来る状況ではない矛盾

工場系の仕事はどの会社も必ずと言っていいほど「安全第一」を掲げています。死亡事故なんてあったら企業イメージが損なわれるだけでなく、株価にも影響しちゃいますからね。

 

ですが安全第一はそうなんだけれど、安全に作業出来る作業スピードではないという現状があります。作業スピードに少し無理が生じる様であれば、作業中の危険は当然増します。トヨタ九州の各工程を見ていると確かに同業他社に比べて安全にかなり気を使っている印象はありますが、やはりある程度無理しなければならないスピードで作業せざる負えない状況もあり、この時ばかりは安全を重視した動きが取れません。

 

管理人の工程でも先日腰を痛めて数週間まともに出勤出来ない人がおり、やっと作業復帰したと思ったらまた腰痛再発で休業...。

作業を完璧にこなすのはプロとして当然の事とは思いますが、無理が生じて身体を壊している人間がいる以上、作業内容に問題がないとは言えません。これは本社の意向と現場状況との食い違いといいますか、非常に難しい問題です。

 

計画通りの生産量が見込めないと社員の給与に響いてくる。けれど生産量が現場の作業量に無理が生じる計画だとリスクが増す。いや~難しい。とは言え、他社の労働環境に比べればさすが最大手企業と感じる程、安全に対する意識は高いと言えます。

 

肉体労働系のお仕事は本当に身体が資本の仕事なので、日頃から身体のケアに努め、どこか痛めたならば早急に上司に報告し、病院なども早めに診断して安全に仕事を進めていきたいものですね。