もくじ
❚肉体の限界に挑戦!それが自動車業界だ!
題目の様に言わんが如く日々肉体の限界に挑戦している管理人です。コンニチワー(瀕死)
ここ最近のトヨタ九州での勤務は変化点が多く、ぶっちゃけめっちゃ仕事がキツくなりました!ワーイワーイ...泣。
まぁ、元々ぼちぼちキツい作業をこなしていたのですが、新人くんの加入やら作業点の変更やら人員配置変更、部品の変化などなどありまして、現状は常時フルMAXパワー全開、フルスピード全快でやっても時折作業遅れが発生するという過酷な状況で働いていたりします。
自動車業界あるあるな話なんですが、変化点が発生すると突然激務過ぎる状態になったりする事もあります。総務部なんかは現場には基本ノータッチなんで現場がどの様な状況であるかなんか書面報告くらいでしか把握していないと思います。
計画された生産状況合わせて人員配置、作業量の分担を担うのは現場の上長方です。この現場の動きをコントロールする上長がもし無能であれば、現場は戦場と化します。人がこなせる作業量じゃねぇ...なんて状況が生まれちゃったりもしますw
ま、そもそも計画に応じて配置された人数でその部署の作業が滞りなく回るかなんて、やってみないと分からない部分もあるので一概に上長の判断ミスという事にも繋がらないので難しい所なんですがね。
❚自動車業界は無情な部分も確かに存在する。覚悟せよ。
あくまで我々作業員はマシンの一部の様な存在であり、与えられた作業がこなせるか、こなせないか。ただそれだけ。実にシンプルな判断を下される場合があります。
作業員がどれほど自分の作業が重く、声を挙げ続けたとしても、一切その言葉を酌まれる事なく、ダメ作業員扱いされる場合だってあります。例えばひとつの工程をスーパマンの様な仕事がバリバリこなせる人材が担当していたとするでしょう。ほどなくして工程配置変更し、スーパーマンが担当していた工程を別の平凡な作業員が担当して作業がこなせなかったら、その作業員はダメ作業員扱いをされてしまいます。
だって前任担当はこなせていたんだから、オマエも出来るはずじゃん。そんな見方をされます。現場では誰でもこなせる作業量で工程配分しているという考えで運営されています。誰でもこなせる様に考えて作業量を配分しているのに出来ないって事はダメ作業員だと。
これね、本来はもしも担当作業員が全身全霊で真面目に作業に取り掛かっていて、それでも作業に間に合わない様な状況が発生するのであれば、その工程の作業量自体に無理があるんじゃないかと疑って改善策を考案するのが本来上長の役割なはずなんです。
それでも現場には最大人員数が定められており、作業分担してもしきれない部分も確かに存在するのでこれって中々に難しい問題だったりするんですけどね。
❚ダイハツ九州は鬼の様な作業量分担だったよ!
過去3年間、ダイハツ九州で勤務していた事があるのですが、ダイハツ時代は1工場、2工場共に経験してきましたが、いづれも身体が壊れる程の激務状態が続いていました。
約50名ほどいた同期の仲間達は3年経過する頃には全員退社しており、残っていたのは管理人ただ一人w 突然バックレちゃう人、身体を痛めて退社する人、作業がこなせなくてクビに追い込まれる人、実に様々な理由で皆退社していきました。
最後に担当していた工程は、例えば車の右側半分、左側半分で作業が分かれていたとします。その右側を最終的に担当していたのですが、基本的には両方同じ部品で同じ部品数を担当するのですが、右側だけ担当部品数が多かったんですね。
そしてその工程は過去の担当者が幾人も一人でこなし切れず、随時リーダーにヘルプを求めながら作業を進めて行くという悪夢の様な工程でした。反対番でこの工程を担当していた作業員は全く作業をこなす事が出来ず、常時リーダーを呼び出してなんとか作業を回していたそうなんですが、管理人はこの工程を一切のヘルプなくただ一人でこなしていました。
よく反対番の上長方が大勢で作業の様子を見に来ていましたねー。ウチの人間は一人で回せないのに、こっちは作業を一人で回せているのは何故なんだ?と。
結果的に管理人がひとりで作業をこなせていたせいで、作業量は変更されず、キツい状態のままで放置されたんですけどねw
これで例えば管理人もこの工程を一人でこなせていなかったら、この工程の作業量自体に無理があるんじゃなかって作業量の見直しが行われていたはずなんです。
時にスーパーマン的な存在って現場にとって最悪になったりもするんですよね...。
ただ、1工場で共に働いていた部署の人達は全員がスーパーマンでしたw
明らかに超人的過ぎてもう付いて行くのがやっとな日々...。そりゃ毎日栄養ドリンク3本飲まなきゃやってらんないですって...。帰宅後に玄関で気絶、お風呂で気絶なんて事も何度もありましたしねw
ダイハツ九州はひとことで表すならば、正に鬼の様な環境でしたw
給与面も待遇も作業内容も...ね笑。
ただ、3年間勤め上げられた理由があるとすれば、それは人が良かったからでしょうかねー。大分県民の人達は実に人間味に溢れていて居心地のいい人が多かったです。所詮、仕事なんて人次第で天国にも地獄にもなりますからね。
さて、そろそろ盆休みが近づいてきた訳なのですが、例年自動車業界は盆明け辺りからかなり生産計画が上がって極めて忙しくなります。大体盆明け~春先の決算期3月頃まではフル残業、フル休出となる場合が多いです。
これから自動車業界に突入してみようと思われている方は覚悟して下さいw
比較的ラクな工程も確かに存在しますが、配属先は完全に運です。甘くはありませんので気合を入れて、身体を壊さない様にお互い頑張りましょう!