とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

雇用保険に関して

もくじ

❚期間工は雇用保険待機期間なし

通常、自ら退職を申し出た場合は雇用保険支給開始までに3ヵ月間の待期期間が設けられる為、3ヵ月間は収入がありません。しかし自動車業界の期間工(直接雇用)の場合、契約更新時期に更新せずに退職を申し出る事で待期期間がなく、退職後にハローワークで手続き後、すぐに雇用保険が支給されるようになります。

 

その他に待期期間がなく、すぐに支給開始となるのは例えば会社の倒産や、会社都合による強制解雇など、企業側の事情による退社となった場合となります。

待機期間がないと言っても退職後7日間は待期期間が発生するので、その間はハローワークに雇用保険の申請が行えません。退職して7日間が経過した後でハローワークに出向き、雇用保険の申請をして支給が行われていくという流れになります。

 

❚待期期間がない場合でも注意が必要

会社都合や期間工の契約期間満了で退社した場合など、支給までの3ヵ月待期期間がない場合でも、実際に支給が開始されるまでにはある一定期間が生じるので注意が必要です。

例えば退職後、7日間の待期期間後の翌日にハローワークにて申請を行うと、その後約1ヵ月後に雇用保険説明会に出席する必要があります。その後、ハローワークの指定する失業認定日(およそ2週間以内)にハローワークに出向き、認定を受けた後の4日後程で初回の支給(振り込み)が行われる流れです。

 

この為、最短で手続きを行ったとしても、実際に初回の振り込みが行われるまでに約1ヵ月半の期間が必要となってきます。各企業の給与はおおよそ1ヵ月遅れで支給が行われている所が大半かと思いますので、毎月の収入の時期としては若干の誤差がある程度ではありますが、在職期間中の給与に比べて雇用保険の支給額はおおよそ15万円前後となりますので、あくまで最低限の保険金として考え、生活を安定させるために一刻も早い再就職をする必要があるでしょう。

 

早期に再就職が決定すると再就職手当という制度が利用できるので、再就職手当につきましては次の記事にて記そうと思います。

 

追記:管理人は広島で退職後、すぐに福岡県に転居した訳ですが、基本的に失業保険の手続きは住んでいる地域が管轄するハローワークで行う必要があります。この為、広島から福岡県へ転居したのであれば、転居先の福岡県で手続きを行う必要があります。

流れとしては

広島の市役所にて転出届を出す

福岡県の転居先の管轄する市役所で転入届を出す

福岡県の管轄する市役所で住民票を発行する

福岡県の管轄するハローワークにて手続きを行う

 

となります。

他、注意点として市役所に転出届を出すと同時にマイナンバーカードの住所変更も同時に行う事をオススメします。何かと提出を求められる場面が多く、住所変更をしていないと2度手間になる場合があるので注意です。