もくじ
❚初の青色申告は頭から煙が出そうな程に苦戦した
前年途中から個人事業主として活動し始めましたので、これまで会社が行ってくれていた確定申告は自ら行わなければなりませんでした。
申告方法には白色申告、青色申告とありまして、主に事業者向けの申告となる青色申告は、記帳がかなり手間だったり、記帳方法が難しかったりで、税理士に任せる人も少なくないでしょう。
しかし青色申告を行う事で税金控除が最大55万円。e-taxや税務署の定める方法で青色申告を行う事で最大65万円の控除となる大きなメリットがあります。
これは青色申告で確定申告をするしかない!といきり立ったのはいいのですが、何せ簿記資格もなく、記帳方法も一切知らないド素人だったので、頭から煙が出っぱなしで苦戦致しました。
e-taxによる申請は事前にマイナンバーカードを取得している必要があった為、今回はスルー。通常記帳にる最大55万円控除の青色申告書の作成です。
申告書作成に便利なツール、ソフトは幾つか市販されていますが、今回管理人は以前から知っていたfreeeeという会計ソフトを利用する事にしました。
❚終わってみればfreeeでの申告書作成が如何に便利だったかと言う事を思い知った
freeeを使って申告書を作成すると超楽だよとかいう噂はよく耳にしていましたが、いざ取り掛かってみると分からない事だらけで最初の頃は作業が一向に進みませんでした。
ネットで情報を探りつつ、時にfreeeサポートに質問しつつ進めました。
取り掛かったのは確定申告の受付が開始された2/15から数日たった後。
2日程仕事を休んで作業に取り掛かり始めた訳ですが、丸2日かけてもほとんど作業は進みませんでした...。
途中、何度もやっぱり税理士に依頼しちゃおうかと考えました。
知り合いの飲食店オーナーに税理士に依頼するとどれくらいの費用がかかるのか聞くと、そのお店では全ての作業を丸投げにしている事もあってか、年間10万円以上の費用が掛かっているとの事でした。
十数万か...むーん...。
分からない事だらけで途方に暮れていましたが、それでも今後の為、知識向上の為と、もはや焼野原と化した脳みそを奮い立たせながら作業を続け、収支記帳は何とか終えました。
さー次は大事な経費の記帳だ!と、ここでfreeeのアプリを使ってレシート撮影で進めると、経費記帳が超カンタンだよ!という広告を見つけました。
結果から申し上げると、freeeアプリを用いてレシート撮影しつつの経費記帳は
超絶ラクチンですっ!!
がっ、契約プランに応じて月に撮影登録出来る枚数が限定されています。
管理人は1番安いプランで契約していたので、月に登録可能なレシート枚数はたったの5枚。これではお話になりません。
と言う事で契約プランを月約2,000円ちょい(年間26,000円くらいだったかな?)に変更!
税理士に年間数十万払うのに比べれば安いものっ。
しかし1年間全く手をつけていなかったレシートや領収書の山を登録するのには苦労しました...(´;ω;`)。
そして全ての経費記帳を終え、申請書類をかき集め、身分証コピーなどの必要書類のコピーを用意し、申請書全ての項目を埋め、やっと3/9に青色申告申請書を税務署に提出し、完了致しました!
初めてから4週間くらい掛かってんじゃん...汗。
❚フリーランスとして起業を考えている人に忠告を
会社の規則に縛られ、交わしたくもない言葉を交わし、笑いたくもないのに笑い、関わりたくもない同僚にヘコヘコし、上がらない給与や賞与に愚痴り。
そんな苦労が一切関係なくなるフリーランス、個人事業主っていいねーだとか一部言われたりもしますが、個人事業主だって大変な苦労がありますよ。
確定申告書の作成、経費の記帳、収支の記帳、保険関連手続き、年金手続き。
有給休暇なんてありません。動かなきゃ収入はありません。
賞与なんてある訳ないです。
そして一番言いたいのが。
保険料がバカ高くなります!
会社務めをされている方の保険料の半分は会社が折半して支払ってくれています。
独立するとこれまで会社が半分出してくれていた分も自ら納めなくてはなりません。
つまり例えばこれまで社会保険料で約20,000円支払っていた会社員の方が独立し、健康保険に個人で加入した場合、月額約40,000円の保険料を収めなくてはならなくなると言う事です。
もう無茶苦茶です。
独立後、申告すれば2年間は会社務めをしていた頃の保険料計算を継続適用出来る制度があったのですが、管理人はどうせ対して変わらないだろうと申請を行いませんでした。
そして蓋を開けて青真っ青w
ま、雇用保険料が不要になった分もありますし、青色申告で控除額が跳ね上がってる分もあるので、一概にマイナスばかりが増えたという訳でもありませんが。
ただ独立を考えている人にこれだけは言います。
ラクなんてあり得ません。
むしろどんな状況下においても臨機応変に対応し、常に行動し続ける行動力と覚悟がなければ、途端に生活は危機的状況に陥るでしょう。
次なる目標に向け、前進あるのみっ。