とよブロ

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Bluetoothイヤホンの外音取り込み機能

もくじ

❚外音取り込み機能搭載のBluetoothイヤホンを買いました 

外音取り込み機能とは、イヤホンを付けたままでもほぼ普段通りに周囲の音が聞き取れ、音楽を聴きながらでも普通に行動出来るというものです。

 

Air PodsやSonyの高性能イヤホン等などに搭載されている機種が多いのですが、これらはなかなかに高価で、2~3万円近くします。

外音取り込み機能搭載のBluetoothイヤホンでもう少し安価な商品を幾つか探してみると、1.5万円前後のイヤホンを見つけました。

 

選んだのはaudio-technicaのイヤホン。

 

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※画像情報元:

ATH-SPORT5TW|イヤホン|株式会社オーディオテクニカ

このイヤホンを選んだポイントは連続使用時間が最大12時間、IP55/57の防水性能、外音取り込み機能搭載という点です。

 

特に連続使用時間に関しては、他Bluetoothイヤホンの多くが5~6時間程度のものが多く、配達時にナビ音声を聞く為に常時装着している事を考えると、10時間程度バッテリーが持つ製品が欲しかったのです。

 

オマケ程度の機能ですが防水機能も備えているし、少し高いけれどこれに決めました。

 

本当は実際の音を試し聴きしてから買いたかったのですが、Bluetoothイヤホンの視聴コーナーを設置している家電量販店って、ヨドバシくらいです。

わざわざ博多まで出向くのも面倒だったので、近所のヤマダでモック(製品と同じ形をしただけの模造品)で装着感だけ試して購入しました。

 

過去、音響関連の仕事に携わっていた時期もあるので、音に関しては少しだけ知識があります。

 

オーディオテクニカは中音域がとても綺麗に抜けるサウンド作りが特徴だったと記憶していて、ナビの音声や音楽では特にボーカルの声などが綺麗に聞こえるという印象を持っていました。

 

実際イヤホンを装着してナビ音声を聞いてみると、これは特に可もなく不可もなく。

ただ少しボリュームが最大レベルにしても小さいかな?と感じましたが、これは装着方法であったり、スマホ側の出力の問題だったりするので何とも言えません。

 

大問題だったのが音楽視聴時のサウンド。

 

口コミ情報でも幾つか同様のコメントが散見されていましたが、高音がキンキンうるさいほどに響いている音になっており、中音域、低音域が完全につぶれてしまってて、まともに聴いていられないほど酷いサウンドでした。

 

これ、本当にあのオーディオテクニカが調整した音なのか...?

 

イヤホン本体機能に簡易的なEQ(イコライザー)機能があるのですが、どれもほとんど効果ないレベル。

 

こんな音で音楽なんて聴ける訳がないので、外部EQアプリをスマホにインストールしてサウンド調整し、何とか聴けるかな?というくらいにはなりました...。

 

長時間バッテリーと簡易防水、しっかりとした装着感と、いい部分もあるのですが、ナビ音声利用ならともかく、音楽視聴を目的として本製品を選ぶとほぼ間違いなく失敗するでしょう。

 

音楽視聴目的であれば、素直にSonyかapple製品を買いましょう。

 

❚外音取り込み機能の誤算

音のひどさ以外に、もうひとつ本製品を選んで失敗した点が。それは

 

片耳使用時は外音取り込み機能が使えない!

 

管理人はバイク運転時にBluetoothイヤホンを装着する目的なので、両耳を塞ぐ訳にはいきません。なので片耳のみイヤホンを装着したい訳なのですが、片耳だと外音取り込み機能が使えない事が判明!

 

少し考えれば当然と言えば当然なのですが、これは失敗してしまったなと...汗。

 

その後、返品も考えましたが、本製品のいい部分もあるのでそのまま使う事にしました。

その後、片耳で外音取り込み機能が使える製品を探しましたが、確実な情報が見つからないんですよね。やはり片耳ヘッドセット製品とかで探さないとないのかな?

 

結局、ATH-SPORT5TWはイアーチップを小さめのものにし、耳の穴に少し隙間を開けるようにして外音を聞きやすく調整して使っていますw

 

正直、音楽視聴時の音に関しては、いままで使っていた2,000円程度で買えるバッファローの片耳イヤホンの方が全然音がいいです笑。

 

高価なBluettothイヤホンは音の好みも人によって異なるので、なるべく購入前に視聴してから検討するようにしましょう。