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友人の知り合いがダイハツ九州へ期間工として行くんですって

もくじ

❚ダイハツ九州期間工の定着率95%は信憑性が低い情報だと思うのです 

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画像情報元:

ダイハツ九州|期間従業員公式サーチ

 

コロナ禍の影響もあっての事らしいのですが、友人の知り合いの方が大分県中津市にあるダイハツ九州へ期間工として働きに行く事が決定したらしいのです。

入社祝い金15万円、満了慰労金合計90万円らしいですよっというLINEが友人から来まして、えらい上げて来たなとダイハツ九州OBである私達は話しておりました。

 

管理人達が現役だった頃の期間工待遇といったら酷いもので、入社祝い金はなし、寮費は月に2万円実費負担、光熱費実費、皆勤手当て1万円とかだったと思います。

期間工の給与は日当なので、当然稼働日が少ない月はかなり収入が落ち込むのですが、確か長期連休などで稼働日が少ない時の期間工の手取りは8~10万円以下だったと記憶しています。

 

当時は自動車業界の中でもトップクラスにキツい激務と言われてまして、その割に収入が全然割に合わないという事で、退職者が続出していました。

連日入社してくる人と同時に、毎日の様に退職者が出ていましたので、感覚的にマヒしてまして、新人が入って来てもどうせ長く続きゃしないだろうと新人に対して無関心な人が多かったです。

 

 

入社すると研修期間が1週間設けられその後、各部署へ配属となる訳なのですが、研修中に退職する人が数名、配属初日に1日と持たず、昼休憩前に途中リタイアする人なども珍しくない状況でしたので、現在期間工募集の求人ページに記載されている定着率95%という数字には、経験者からするとこの数字は少々懐疑的です。

 

まぁ、当初は新車種の立ち上げラッシュ期間が数年続いていましたし、管理人達が退職後には幾分か現場の作業内容が改善されたという話も聞いていましたので、現在は少しは作業し易い環境にあるのかも知れません。

 

 

ちなみに過去情報で言うと、50人規模で新人が入社してきて、半年後には2,3人しか残っていないという様な状況が普通でしたよ。

 

❚ダイハツ九州の募集内容には幾つかの疑問点がある

募集内容には寮費完全無料!と記載されています。しかし管理人がダイハツ在籍中だった頃、写真に写っているダイハツ敷地内にある寮は月20,000円程度の寮費が差し引かれていました。

その他の幾つかあるダイハツが管理する寮に関してもおおよそ月20,000円の寮費が差し引かれていたんですよね。

 

 

募集内容では寮費完全無料となっていますが、重要なのは

 

・在籍期間中はずっと無料なのか?

・一定期間を過ぎた時点で有料になるのか?

・有料となる場合は毎月幾ら寮費が掛かるのか?

 

上記3点は継続勤務を考える上でかなり重要な事項となりますので、ダイハツ九州の期間工に応募をお考えの方は事前に細かい部分をよく確認される事をおすすめ致します。

 

一定期間経過後に寮費が有料になり、毎月約20,000円程度の寮費が掛かってくるなんて事になると、その後の継続勤務判断に大きく影響してきますからね。

年収1,000万クラスの案件な訳でもないですし、月20,000円の差となると大きいです。

 

ちなみに管理人が当初在籍していた派遣会社は、入社前説明では借り上げ物件の賃料無料と説明されていたのですが、6ヵ月を経過した時に突然半年後には有料になるんだよ~っと言われ、相当揉めましたw

 

雇用契約内容には十分注意して下さい。

 

❚皆勤手当てが爆上がりしてます

在籍当初、期間工の方は皆勤手当てが支給されていましたが、月10,000円の支給でした。

支給条件は現在の募集内容と同じく、勤務したその月に欠勤がなかった場合に支給となります。現在では30,000円も支給されるんですね。驚きました。

 

ただこの皆勤手当ても病気やケガ等で月に1度でも欠勤してしまうと支給されない事になります。そして問題なのは例えば遅刻や早退があった場合の対応はどうなるのか?という点です。

この点も募集内容には詳しく記載されていませんので、事前確認はしておいた方がいいでしょう。しかし30,000円も皆勤手当てが支給されるのはデカイですね。

 

 

光熱費は実費だと思います。記載がありませんし、当初も期間工の方は光熱費は実費で支払っていました。

 

そして気になる寮についてですが、実際どんな感じの寮なの?という件に関しては、過去記事にてご紹介しておりますので、ご参考下さいませ。

toyotakyusyu.hatenablog.com

 

基本的にどの寮に関しても水回り(トイレ、洗面所、キッチン等)が共同の建物になるはずです。現在では水回り個室完備の寮があるのかも知れませんが、恐らくそこまでの対応は期待しない方がいいでしょう。

 

当時はどうにか日々の生活に耐え忍んでいましたが、水回りが全て共同の寮での生活というのは、相当なストレスを感じるはずです...。

隣接する部屋の壁はベニア板級に薄く、言うなれば漫画喫茶の仕切り板と同等程度の防音性能の壁ですw

隣の人が立つ音、座る音、スマホを置く音などなど、ほぼ全ての音が丸聞こえな空間でした。もう今となってはそんな生活考えられません...。

 

 と、色々と疑問点の多い募集内容ですが、新型コロナの影響で各業界で雇用が危ぶまれている中です。こんな時はとにかく生き抜く事だけに重点を置き、一定期間だけでもいいので求人募集している所に勇気を持ってアタックするのも大切なのかも知れませんね。