もくじ
❚萩市滞在2日目は近隣観光へ
プチ旅2日目は歴史深く、世界遺産も幾つかある萩市近郊の観光です。
というかそもそも今回の旅の目的は、落ち込みがちになっていた友人のどんよりした気持ちを少しでも晴らす為に、近郊地域の角島へバイクで走行して解放感を味わって貰おう!という目的だったのですが、いざ到着してみると以前に来た事があるとか、特に見る場所もないとか言い出すし...。
せっかくの開放的な空気も何だか微妙な空気になるし、親しい仲とは言え、ホントに人間関係って難しいですね...。
まぁ、いい旅もあれば、ちょっと微妙な感じになっちゃう旅もありますわな。
でも次回は何にも縛られず、行きたい場所へ行き、休みたい時に休み、見たい時に見たい景色を見て、開放的な空気を感じたいのでやっぱり1人旅しますw
という事で2日目の朝は萩市城下町内にあるオサレなカフェにて。
んー!夏みかんジュースがとってもうまい!お腹が空いていたので朝からカレー食べちゃいますw これまた美味!
山口県のド田舎にもこんなオサレなカフェがあるんですねぇ。原宿にあったら沢山お客さん来ちゃうよ。
古民家を改装してカフェにし、雑貨販売兼オサレカフェというお店でした。
画像情報元:https://tabelog.com/yamaguchi/A3503/A350301/35005943/
オサレなカフェ コトコトのすぐお隣には、かの有名な高杉晋作先生の誕生地があります。有料入場ですが、せっかくだったので中へ。
いや、何でしょうね。萩ってとてつもなく貴重な歴史文化財の宝庫なんですね。街並みもそうですが、貴重な歴史文化財も多く展示されている場所が多く、歴史好きにはたまらない場所なんじゃないでしょうかね。
敷地内は結構広く、昔ながらの長屋造りなのですが、この建築構造結構好きなんですよね。広く長い建物内は見通しが良く、風抜けが良く。
部屋内に風が吹き抜ける空間造りというのは何とも清々しい気分になります。
現代の建築にも生かして欲しいと思う様な開放的空間でしたよ。
❚萩市内の観光地を次々に巡ります
友人オススメの海外製の観光アプリに従って、片っ端から萩市構内の観光地を巡ります。何でもこの観光アプリは日本の観光サイトやアプリのような観光案内文が少なく、スライド式の写真で各観光地が紹介されているので分かりやすく、使いやすいんだとか。
確かに一理あるなっと思いましたが、何かと批判的な意見が多い事にちょっぴり嫌気も...。せっかく旅に来てるんだから、批判とか愚痴とか取り合えず置いといて楽しみたいじゃないですか。
そんなこんなで短時間の間に幾つか巡り、お次に訪れたのは萩市名所である明倫学舎。
明倫館は吉田松陰先生が教鞭をとり、高杉晋作や井上馨などが学んだ場所とされる、歴史的に大変貴重な建築物です。
随所で改装は行われている様でしたが、当時の構造のままとなっている箇所も多く、感慨深い空間が広がっていました。
古き良き日本という言葉はこんな風景を想って生まれた言葉なのかも知れませんね。
明倫館は有料・無料区間に分かれており、今回は無料区間のみを巡りましたがそれでも十分楽しめました。当時の世界観を体感できるVR空間や、プロモーションVTR、とても人気なオシャレなお食事所やお土産屋さんなどが楽しめます。
❚旅の〆は松陰神社と菊が浜
こちらも萩市観光では外す事の出来ない名所松陰神社。
吉田松陰が開いた塾があり、当塾の塾生はその後の日本の行く末を大きく左右する事となる超大物が沢山この場所で勉学に励んでいたそうです。
久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、木戸孝允などなど...。
恐らく誰しもが1度は耳にした事がある超有名人の名前がズラリ。錚々たる顔ぶれに圧倒されます。
優秀な塾生を数多く抱えていた事からも、吉田松陰という人物がいかに強烈な影響力をもたらす偉大な人物であったのかが伺えます。
この塾は吉田松陰と建築とは無縁であった塾生等によって建築されたとされており、塾生と共に汗水流しながら上下関係抜きでひとつの事に共に打ち込むという松陰の信念の元に造り上げられたこの塾は、現代も尚、多くの人々の心を掴んでいるみたいです。
こんなに小さな塾内に、後の総理大臣となる人物を含む、多くの超大物が数多く勉学に励んでいたという事は、歴史的に見ても他に類を見ないとてつもなく貴重な歴史なのではないでしょうかね。
松陰神社を後にした後、近隣にある海水浴場、菊が浜へ向かいました。
こお場所、何だか遠い昔に来た事があるような気がするな~っと思っていたら、たぶんあれは管理人がまだ小学生だった頃、家族と共に海水浴に訪れたことがある海!
何せ小学生の頃の淡い記憶なので確かではないかもですが、それでもしっかりと記憶としてこの風景が焼き付いている。そう、透明感高く、結構大きな魚も泳いでいて、波除けまで泳いで向かえるこの場所は紛れもなくあの時海水浴を楽しんでいた海に違いありません。
萩は小学生の頃に修学旅行で1度訪れた依頼の場所なんですよね。
コロナ禍の中と言う事もあってか、海水浴を楽しむ人はまばらでしたがそれでもボチボチ賑わっていました。
周囲に気を配りながら人口密集地から少し離れた場所でドローン撮影をちょっとだけ行い、真夏の焼けるような日差しの中、心地よい海風を感じながらのんびりとその空気感を味わい、旅の〆となりました。
個人的感情として故郷山口にはあまりいい印象は持っていないのですが、それらのしがらみ的な感情を抜きに巡ると、まだまだ素晴らしい景色が楽しめる場所が山口県にもたくさんあるんだよなと再確認する事が出来た旅となりました。
ちょっとクセの強い人が多い山口県で、方言や口調に抵抗を感じられる方も少なからずいると思いますが、貴重な歴史ある場所や美しい大自然、おいしい海鮮料理など楽しめる要素も多いので、是非是非気が向いた際には1度山口へおいでませ笑。