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さらばglo、ようこそプルームテック2.0

もくじ

❚glo、また壊れる 

※この記事はタバコに関する内容を含んでおります。非喫煙者の方でタバコ関連の内容に不快感を感じられる方は記事閲覧をお控えくださいませ。

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加熱式タバコのgloですが、結構壊れやすいんです。これまでに何度も何度も突然壊れてしまって幾度となく再購入して参りました。

紙タバコと違って加熱式タバコは本体がないと喫煙出来ません。突然本体が故障してしまうと喫煙者にとってはとても困った事になるんですよね。なので管理人は常時glo2台持ち。突然1台壊れてしまっても予備ですぐに代用出来るようにする為です。

 

先日も今年1月に購入したgloが突然加熱出来ない症状になり、すぐさま予備をコンビニで購入しました。しかしこれも一昨日突然加熱出来ない症状になり、故障...。こちらは前月6/19に購入したばかりのまだまだ新しいデバイスだったのに...。

 

glo本体は落下や水没に弱いのですが、今回故障した本体は落下も水没も一度もしていません。なのに突然壊れてしまいました。

gloの通常保証期間は6ヵ月。製品登録をする事で保証期間が1年に延長出来ます。原則的には通常使用している状況下で原因不明の不具合などが生じた際のみ製品交換等の保証が受けられるとなっていますが、落下や水没など、自身の過失による故障であっても保証が受けられるみたいです。そりゃこれだけ壊れやすいんだから暗黙なのかも知れませんね。

 

故障していないもう1台は幾度か落下させてしまっておりますが、現在でも何とか稼働出来ている状況です。が、度重なる落下が原因なのか、充電差し込み部分が緩んでしまっていて、かなり慎重に充電ケーブルを差し込まないと充電出来なくなってしまっています。

 

❚gloはメンテナンスが簡単と言われているけど、それは嘘だと思う

gloはiqosのようにタバコスティックを直接加熱ブレードに刺し込まずに、スティックの周囲から加熱する構造なので汚れにくく、メンテナンスが簡単と言われています。が、それは嘘だと思うのです。なぜか

 

gloを使っている方は知っているかと思いますが、gloで喫煙すると茶色い汚れた液体が少し発生します。これが本体内部加熱部分や通気口などにこびり付いてゆき、日頃からこまめに掃除していないと液体が度重なる加熱によって焦げカスとなって蓄積し、スティックが刺さりにくくなったり、吸引時に不快な苦みなどが生じてくる事になります。

 

メンテナンスを長期間放置していると、遂にはスティックが入らなくなってしまうくらいに本体内部に汚れが蓄積してしまいます。

 

過去に何度かこの状態になり、博多天神にあるgloストアに持ち込んだ時にスタッフの方からメンテナンスに関して助言を頂いたのですが、企業側としては毎日本体内部の掃除を行う事を推奨しているという事でした。

となると、全然メンテナンスが簡単という訳ではないのですよねw

 

それからは毎日就寝前に必ずglo本体の清掃を行う様にしています。gloのメンテナンスは基本的には付属の清掃ブラシで本体内部をこすって汚れを落とす事になるのですがこれだけでは汚れを完全に落とす事が出来ません。

そこで管理人は清掃ブラシとアルコール消毒液、小さい綿棒を使って本体の掃除をしています。

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最初にアルコール消毒液を少し含ませた清掃ブラシで本体内部を上下からこするのですが、ここで注意点が。

 

清掃ブラシにアルコール消毒液を含ませた後、必ず清掃ブラシを振るなどして水気をなるべく切ってあげなくてはいけません。glo本体内部に水分が入り込むと故障の原因となってしまうからです。

 

ある程度清掃ブラシで内部をこすって汚れを浮き上がらせたら、本体下部にティッシュを添えて本体上部から思いっきり息を吹きかけて汚れを飛ばします。初めてやるとティッシュに付着する汚れに驚くと思いますよw

 

次に小さな綿棒にも少しだけアルコール消毒液を含ませ、本体内部上下から浮き上がらせた汚れを拭き取る様に清掃します。本体下部の通気口の部分の清掃も忘れずに。

これを毎日やる事で、翌日の喫煙時の爽快感が全く違うと思います。

焦げカスを含んだまま喫煙を繰り返すのは、身体にも絶対悪影響があると思いますのでこまめな清掃は必須と言えるでしょう。

 

❚gloを再購入せず、プルームS2.0を新調するという選択

前月6月に購入したばかりのglo本体が早くも故障してしまい、当然購入からまだ間もないので交換依頼を出しました。郵送で届くまでは予備がない状態となってしまうので、もう1台glo本体の購入を考えていましたが、全く異なる選択をする事に。

 

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7/2に新発売されたばかりのプルームS2.0を新調致しました。

プルームSの存在は以前から知ってはいましたが、口コミ情報などを見てもあまり評判はよろしくなく、これまで触れる事なくスルーしていました。

 

プルームSが酷評されていた要因は幾つかありますが、一番の懸念点はやはり喫煙時のキック感の弱さ、喫煙感の弱さという点でしょうか。これはプルームSがiqosやgloなどのライバル機種と比較して、加熱温度が低い事が関係している様子でした。

 

iqosの加熱温度は確か300℃程度、gloは230~260℃、プルームSは200℃といったところ。加熱温度が高い程タバコを吸っている時のキック感(吸いごたえ)は強くなる傾向にあり、加熱温度が高く、タバコスティックに直接加熱ブレードを差し込む構造のiqosは断トツにキック感が強く、紙タバコ同等の満足感が得られるとされてきました。

しかし反面、加熱温度が高い事でのデメリットも。それは加熱温度が200℃を超えてくると有害物質の発生率が高まり、喫煙時の臭いも増して行ってしまう点です。

 

プルームブランドはクリーンな喫煙がこれまでのテーマでしたので、あえて加熱温度を200℃にする事で、有害物質の発生率を下げ、極限までタバコ臭を抑え込む事にフォーカスした製品と言えるでしょう。

 

そして今回の新製品プルームS2.0で旧製品の不満を軽減する機能が多数搭載され、満を持してJTが市場に送り込んできた製品となります。

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本体構造は基本的にはgloと同じで、タバコスティックを本体に差し込んで周囲から加熱する方式です。これまでと大きく違う点は以下。

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画像情報元:https://shop.clubjt.jp/online/ProductDetail.aspx?pcd=P500476

 

喫煙時間が従来製品と比較して約1分伸び、4分30秒となりました。

iqosの6分と比較するとそれでも約1分程度短いのですが、最大パフ数(タバコを吸いこむ回数)に関してはどちらも14パフとなっていますので大差ないでしょう。

充電もUSB TYPE-Cに変更され、利便性が向上。60分の充電で20本喫煙可能という高性能バッテリー構造です。

 

さて、問題の吸いごたえなのですがこちらは新方式であるテイスト・アクセル方式が大きく関係してくる様です。これが今回の新製品の最大の目玉でしょうか。

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画像情報元:https://shop.clubjt.jp/online/ProductDetail.aspx?pcd=P500476

 

加熱ピークを長くする事で吸いごたえを向上させたようです。そしてプルームS2.0はメンソールフレーバーに特化した製品を謳っていて、メンソール愛煙者に強くフォーカスを当てて来た製品となるようです。では実際に喫煙してみます。

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お試し購入したのはよく知られている銘柄のCAMELのメンソール。他にメビウス銘柄もあるのですがそっちは490円。CAMELのスタンダート銘柄は460円なので少しだけ安いです。

 

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感想としては、めっちゃ強い!!強烈なメンソール感が味わえます。これはちょっと驚きでした。gloにも全く引けを取らない程のキック感があります。

確かに最大喫煙時間の4分30秒が近づくにつれ、味わいが落ちてはいく感じがあるのですが、全然問題ないレベル。そして吸い終わって気が付いたのですが使用後のタバコスティックがほとんど熱による変化がありません。これはもしや...。

 

そうです。スティックがgloの様に焦げ付いたりしていないのであればと思い、お試しにシケモクを使ってみました。するとー

 

んんっ?以外にイケる...。

 

若干味は落ちるには落ちるのですが、シケモクでも結構イケる感じがあります。1度使い終わったシケモクが再利用出来るとなるとこれはかなりコスパ的には助かりますね。

 

タバコスティックがほとんど汚れないという事は、本体内部極めて汚れにくいという事になります。実際、数本利用した後に本体内部の状況を目視確認してみましたが、gloの様な液状の汚れや焦げ感は全くなく、綺麗な状態が保たれていました。

 

有害物質の発生率が極めて低く、ニオイがほぼ発生せず、glo並みのキック感で、iqosに迫る喫煙時間、短時間充電、連続利用本数20本。これ、凄いデバイスなんじゃないでしょうか。(人によって感じ方が違いますので、満足感を得られない場合があると思います)

 

しかしどんなに有害物質が発生しにくく、タバコ臭もほとんど発生しないクリーンな加熱式デバイスとは言え、タバコはタバコです。害が全くない訳ではありませんので最終的には完全禁煙出来る様になった方が断然いいです。コスパ的にもね。

 

そう言えば最近iqosユーザーの間で禁煙商品などを扱うブランド「ニコレス」から発売されている加熱式デバイス用のニコレスが話題となっています。

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この商品はタバコ葉の代わりに紅茶葉を使う事で有害物質であるニコチンを全く含まないヒートスティックに仕上げた商品。タバコ葉を使用していない為、これはタバコではないという事になる様です。

 

つまり、これを使用している時は禁煙しているという事になるとされていて、禁煙に悩む一部の人達の間で話題となっているそうです。なるほど、ニコチンを含んでおらず紅茶の葉を使用しているので害がないという理屈は理解出来ます。が、そもそも葉っぱを加熱して吸引する行為事態に害が全くないのかまでは不透明ですね。

 

時代と共に様々な変化を続けているタバコ関連業界。言わば中毒的な症状による持続的使用が問題視されているものですが、生み出したのは社会ですからね。愛煙家としては環境や非喫煙者の方の受動喫煙問題とうまく共存出来る様になっていけばいいなと。

完全に社会全体で潰しにかかってしまうと、業界に携わる方々の生活が脅かされる事態にもなってしまいますしね。持ちつ持たれつ。お互い様精神が大切でしょう。