とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

ウーバーイーツを開始する為には、幾つかの課題がある事が分かりました

もくじ

❚副業としての自由度は抜群なのは間違いない 

f:id:GOldduck:20200524204757p:plain

画像情報元:https://www.ubereats.com/jp

 

ウーバーイーツ参入を目論んでいる管理人ですコンバンワー。

先日の125cc以上のバイク配送問題で所有バイクでの配送を断念した訳ですが、それならばと配送専用に125ccのスクーターを購入しようかと考えております。

 

そこまでする?w

 

と思われるかも知れませんが、ウーバーイーツは数ある副業の中でも収益化が確実で安定度も高く、今度サービスの拡大・成長が見込める魅力的なサービスなのです。

何といっても自分が働きたい日時のみ仕事を請け負えるというシステムが素晴らしい。

配送専用バイクを仕入れるとなると、初期費用はかなりの値段になってしまいますが、稼働すればするだけ収入に繋がるのは確実なので、先行投資として感がるなら決して高くはないかと。←あれ?鼻息荒すぎ?w

 

現代は定年まで雇用が守られるという概念はなく、突然職を失うリスクはどの業界・企業でも考えられます。1つの収入源しか持ち合わせていない場合、勤め先の経営が悪化し、リストラなんてされてしまったら途端に大ピンチとなってしまいます。

ウーバーイーツは登録さえしておけば自分の都合のいい時間に好きなだけ働く事が出来るので、突然職を失った場合でも一定の収入を確保する手段として活用出来そうです。

 

❚ウーバーイーツで働き始めるには、幾つかの課題点が

現状、所有する125cc以上のバイクだと事業者車両登録が必要となり、事業者車両登録を行う為には各種面倒な手続きだけでなく、対象保険も変更しなくてはなりません。

個人で所有する車両を事業者登録するには敷居が高すぎるのでこれは断念。

配送専用の125ccバイクを購入するべきかという段階で悩んでおります。

 

では125ccの配送専用バイクを購入するにあたって、どれくらいの初期費用がかかるのか少し見積もり予測を考えてみます。

 

・125ccバイク本体...約12万円(中古)

・バッテリー交換(自ら行う場合)...約4,000円

・前後ドラレコ活用アクションカメラ...約6,000円

・ウーバー専用リュック...約4,000円

・前後エクステンションバー...約3,000円

・カメラホルダー×2...約4,000円

・スマホホルダー...約2,000円

・盗難防止チェーン...約2,000円

・MAP専用スマホ...約10,000円

・MAP専用スマホ用SIM契約...約1,000円/月

・配送バイク駐車場代...約1,000円/月

 

合計157,000円

 

近々で必要となる初期費用としては約15万円。中古車両ですので走行距離や経年、パーツ消耗状況によってVベルトやウェイトローラーの交換も必要でしょう。タイヤ前後交換も必要となると+2万円くらいは想定しておいた方がいいかも。

 

うーん...なかなかなお値段かかりそうですね...。

 

125ccスクーターなので燃費は良さそうで、調べた感じでは平均35km/ℓくらいはいけそうです。配送車両としては十分な燃費です。

ウーバーは完全歩合制、地域や距離などによって配送利益が異なりますが、福岡地域で1回の配送で得られる収入は凡そ350~400円程度な様です。

 

仮に初期費用を15万円と設定し、1回の配送収益が400円といた場合で1時間に3回の配送を行い、週1日5時間ペースで配送業務を行ったと仮定した場合

 

400円×15回(週1日5時間)=6,000円

6,000円×4週=24,000円

150,000円÷24,000円=6.25ヵ月

 

このペースで配送業務を行った場合、約6ヵ月でやっと初期費用分をペイ出来る計算となります。

 

初期投資分をペイ出来た後の収入が完全に純利益となる訳ではなく、常時消費するガソリン代、毎月の通信費や駐車場代、消耗パーツ交換費用、メンテナンス費用などが定期的に必要となるのでなるべく必要経費を抑えた活動を行わなければ行けません。

 

この辺りの考え方は正に事業者と同じですので、経営勉強としてもウーバーイーツ配送はいい経験になるはずです。

 

❚配送エリアの問題

ウーバーイーツはどこでも配送可能という訳でなく、配送可能なエリアが定められています。居住区は全国どこでも問題ありませんが、いざウーバーで配送の仕事を行う場合は、配送エリアでないと注文が入らず、配送業が出来ませんのでエリア内まで移動しなければなりません。

 

現在、福岡県で配送可能となっているエリアは福岡市中心部やその周辺はエリア内となっています。また最近になって久留米や北九州もエリア対象となり、今後配送エリアは順次拡大していく事が予想されます。

f:id:GOldduck:20200524205339p:plain

f:id:GOldduck:20200524205351p:plain

画像情報元:https://manageek.net/451

 

しかし、管理人が住んでいる宗像市近辺の地域は配送エリアに入っておらず、近い場所で西側では福岡県東区、糟屋郡、東側では小倉北区、戸畑辺りまで出向く必要があり、最も近い地域まで出向くには時間にして片道約40分の移動が必要となります。

この点も割と痛い所でして、願わくば休日の隙間時間にサッと配送開始出来て、サッと帰宅出来るといった活動が望ましいのですが、現状は活動するにあたって言わば通勤時間が片道約40分必要となってきてしまうという事になります。

 

意識が強ければそんなの関係ないのかも知れませんが、何事もバランスがとても大切なものでして、せっかくの休日にムリをしてまで活動を行う事で新たなリスクが生じる可能性が高まっては意味がありません。

また配送という業務内容になりますので、道交法違反のリスクや事故のリスクも確率が上がってきます。

 

そうは言っても、どの職種であっても一定のリスクは存在しますし、現状の国内経済状況を考えると、早い段階から出来得る限りの行動を起こしておくに越したことはないと思っています。

身体が動かなくなってからだと何も出来ませんからね...。働ける内に、動ける内にあらゆる手を尽くす。そういう時代なんだと思っています。

 

❚中古スクーターを見回ってきた

週末、博多地区のバイク屋を巡り、中古バイクを見てきました。まず狙いを付けていたスズキのアドレス125V。2005年式、走行距離約18,000k/m、ハンドル、バックレストカスタム、ビームス製マフラー装着で車両価格10万円、乗出し11.5万円というかなり安い車両です。

結論から言うと

 

ダメでしたww

 

各パーツ錆びが酷く、タイヤも絶対交換しなきゃいけない程に劣化。恐らく外見から各項目を点検しただけでもVベルトも用交換必要でしょう。バッテリー交換も必須臭い。

社外パーツは程度良好でしたが車体自体の劣化が激しく、中でも絶対にダメだと思ったのがアクセル部分。物凄い違和感のある硬さで、アクセルを回した時の感触に滑らかさが全くない。これきっと劣化もあるけど少しイジってますね...。

 

これだけアクセル部が硬くて滑らかさがないとなると、走行時は加速に違和感を感じるはず。破格車体ですが、これはダメですわ。

 

店員さんは親切でしたが、各パーツの気になる点を付いていくと、やはりオススメできないという感じの受け答えでしたね...w

走るにゃ走るんでしょうが、まず乗り出し前にバッテリー、タイヤ前後、Vベルト交換は必須。となると追加で3~4万円は必要になってくるでしょう。

総額15万近くで劣化の激しい車体を買うくらいなら、もっと程度のいい車体を買った方が絶対にいいです。最悪早い時期で廃車になる可能性もありますからね...。

 

そして今回、数店舗バイク屋さんを回って中古車両を見て来て改めて思いました。

中古バイクを購入する際は、絶対に車体の安さに惑わされる事なく、メーカー認定など重点検査・整備が行われた車体でないと、リスクが高すぎます。

安さにつられて購入すると、後々早い段階で後悔する可能性が非常に高いと思います。

 

❚バーグマン125という選択

中古バイクを見て回り、幾つか試乗も試してきました。で、分かった事があるんです。

もはや原付スクータータイプの車体には乗れない身体になってたw

 

アドレス125Vの年式が新しいモデルも試乗してみたのですがどうにも足場が窮屈で、原付タイプの車体は姿勢が前のめりになるんですよね。

過去に乗っていたフュージョンやマジェスティSの様に、身体の重心を後ろにして乗る様な車体に慣れ過ぎてしまって、もはや戻れませんでしたw

近年人気爆発したPCXの様な車体タイプがやはりしっくりきます。

 

この手のタイプには王道のPCX、マジェスティS、NMAXなどがありますが、中古車体でも20万前後が相場です。想定していた予算を少し超えてしまいます。

 

そして幾つかの店舗を巡っている内にスズキ専門販売店で魅力的な車体に出会う事が出来ました。その名もバーグマン125。最近発売された新しい車体みたいです。

バーグマン200は知っていましたが、どうにもあの寸胴な外見が好みではなく、また排気量も125cc以上なので今回は対象外だったのですが、125ccタイプがあったとは。

f:id:GOldduck:20200524205619p:plain

画像情報元:https://bs-sox.com/buy/detail/201910020001

 

見た目はアレですね。PCXの車体とバーグマン200の車体を融合させて、ヘッド部分をマジェにした良い所取りな感じでした笑。

試乗してみた感触も良く、これならストレスなく走れそう。そしてバーグマン125の最大の魅力が圧倒的なコスパ!新車で乗出し価格約22万円です。

新しい車体なので中古車はまだほとんど出回っていません。125ccの新車が22万円て...しかもフルLED、シガーソケットも付いてる。必要十分な装備です。

 

ただ一つ気になるのがキャブ車だという点。キャブ車は簡単に言うと比較的古いバイクに採用されていて、最近のバイクはほとんどがインジェクション車です。

キャブ車だと何がいけないのかと言うと、機械的制御を大なうキャブ車は冬場など寒い時期や、悪天候時にエンジンの調子が悪くなったり、エンジンが掛かりにくくなったりする事があります。

インジェクション車はコンピューター制御なので、気温や天候にほぼ左右される事なく、安定稼働が行なえます。

 

一応インジェクションタイプのバーグマン125も発売されている様なのですが、少しお値段上がりまして乗出し価格約24万円となっている様です。

 

うーん...大幅な想定予算オーバーになるし、配送専用車両としての使い用途なのに新車購入とかそんな事ってある...?w

うん、落ち着いてもう少し考えよう。

 

恐らくバーグマン125でも長距離ツーリングなどは行えるでしょうが、やはりどうしても馬力不足なのと、車体も小さくて軽いので高速道利用などはちょっと怖い感じもします。なのでこれ1本に乗り換えるという選択はないですね。

 

予算15万円くらいでいい感じの中古認定者があれば即決しそうなんだけどなぁ...。熟考する事にします!