もくじ
❚GW中、自粛ムードだったからか街中にバイク乗りがたくさん
多くの方々は5/7よりGW明け初出勤となっているかと思いますが、トヨタ九州は独自の工場稼働日カレンダーにより5/11までGW期間となっており、本日までお休みです。
当初は5/6までが緊急事態宣言期間となっていた為、7日以降は大分県にでも超短期のプチツーリングにでも行こうかと思っていましたが宣言延長となった事もあり、結局県外には一切出ず、基本的に家に引き篭もりっぱなしの自粛生活を送っていました。
かといって1日中家に籠りっぱなしだと逆に体調不良に陥ってしまうので、県外からは出ませんが近隣をぐるぐると回るだけの超ミニプチツーリングをしてましたです。
走ってると気付いたんですが、とにかく川辺や海沿い、公園などはかなり大勢の人で溢れかえっていて、とてもじゃないけど密集、密接は回避出来ていない状況が多々見受けられましたね。
屋外だから大丈夫という考えからなのかも知れませんが、新型コロナはどの様に感染してしまうのか未だに確実な事が解明されていない脅威のウィルスなので、今は出来る限り感染リスクを避けるしかありません。
一部の業種をまるで集団イジメの様に叩き上げている様子が見受けられますが、個人的には国や行政も一緒になって袋叩きにするかの様な状況はいい感じはしないのですが...。
他にも多かったのがツーリングを楽しんでいるライダーの皆さん。管理人もプチツーリングしてましたし、個人だし移動してるだけだし、3密のどれにも当てはまらない行為なのでそれ自体は特段問題視されないと思います。が
爆音撒き散らしながら走行するバイク。危険な違法速度で爆速走行するバイク。信号無視、道路交通法違反を繰り返し行いながら走るバイク。仲間と群れながらに蛇行運転を繰り返しながら危険運転を行うバイク。
そりゃ一般市民の方からのライダーへのイメージが悪くなる訳ですわw
一昔の様に俗に言う暴走族と呼ばれる人達はほぼいなくなりました。しかし相変わらずモラルを欠いた暴走を繰り返すライダーや、マナー違反、道交法違反を気にも留めないライダーもいます。
大型でごついバイクなんてのはそれだけで威圧感があるもんです。爆音撒き散らしながら街中を走るバイクは近隣住民の方々からすれば恐怖を覚えるでしょう。平成22年に加速走行騒音基準適合が加えられ、車検時などに厳しくチェックされるようになりました。しかし車検時のみマフラーを付け替えればいいだとか、検査時のみ問題にならないようにする為の抜け道があるので、街中から騒音基準値違反車は減りません。
もっと厳しく取り締まらないとこの問題は一向に解決に向かわないはずです。例えば警察のパトロール中に爆音車を見つけたらその場でデシベル検査を行い、基準値を超えていたら厳しい罰則を設けるとか。
罰則も一発免取り、数年間再取得禁止等の重い罰則を設けない限り、きっと違反車は後を絶ちません。市民が安心して道路を利用出来るように取り締まりを強化して欲しい所です。
❚その危険運転、改造車、違反車両、通報しましょう
福岡県警察ではSTOP暴走!と題し、暴走行為に対する取り締まりを強化しています。
迷惑、危険な暴走行為などを見かけた際は、専用フォームより通報して街の安全向上に協力しましょう。
普段搭載しているドライブレコーダーの動画データなどがあれば、証拠動画として提出するとより効果的です。管理人は何も警察機関の加担者でも、ボランティア団体に所属している訳ではありませんが、こういった迷惑・危険行為の延長上に不幸な事故や事件に巻き込まれてしまう人が出て来るリスクは少なくないと思っていますので、一部の人達の身勝手な行為によって命を落とされる方がでてしまう事がないよう、出来る範囲で情報提供を行って行きたいと思います。
❚人は窮地に陥った時に本質が垣間見えてしまう
GW中、緊急事態宣言が延長された事などの背景もあり、他県への移動は一切行わずに自粛しておりましたが、期間中に他県への移動を控えたのにはもう一つ理由がありました。それは
他県ナンバー狩り問題
他県ナンバーを見つけて一部の方があおり運転や直接的な嫌がらせ行為、文句、車両を傷つけたり、破壊したりといった行為が全国で問題視されていた事。
本当に愚かすぎる行為だと思いますし、恐怖や嫌悪感と共に、なんだか悲しい気持ちになりました。人は窮地に陥った時、人間の本質が見えてしまうものですね...。
他県への移動を自粛するよう呼びかけた国や各都道府県が事の発端だと思っているのですが、そもそも他県への移動を制限したからと言って一体どれ程の感染リスクを軽減できると言うのか少し疑問でした。
例え他県へ移動する人がいなくても、県内の観光地や公園、広場、川沿い、海沿いなどには多くの人が訪れていて、いわゆる密の状況は至る所で見受けられていました。
他県の人であろうと、同県の人であろうと、密集、密接の意味において感染リスクに違いがあるものなのでしょうか。
恐らくこれは東京都の呼びかけが事の軸だったのではないかと思っていて、東京などの大都市部は人口数が他県と比較して極端に多く、感染者数も桁違いでした。
そういった人が多い主要都市部から全国各地へ大勢の人が移動する事で感染リスクが高まってしまう懸念から、他県移動の自粛呼びかけに繋がったんだろうと思っています。
確かに大都市部から大勢の人達が地方へ移動する事で感染拡大に繋がるリスクは増大してしまう可能性はあったと思います。それを避ける為に自粛を呼びかけた。
しかし自粛は強制ではなく、あくまで要請という名のお願いです。無視して移動する人もいるし、仕事などの都合上、どうしても移動せざる負えない人もいる。
地方では近隣他県への移動があったとしても数的に爆発的に感染リスクが増大するとは考えにくい。それでも全国的に他県への移動自粛を呼び掛けてしまった事から、他県ナンバー狩りという問題が生じてしまった。
各都道府県で人が密集する地域、特定の場所で感染予防対策をしっかり行い、他県移動自粛を呼びかけなければ回避出来たのか、全国的な自粛要請でなく、東京や大阪など大都市部のみ他県移動自粛要請を出せば良かったのか、この点に関しては答えが見当たりません。
しかし他県ナンバー狩りという愚かな行為を行う人が、各地で出現してしまった。
パチ屋の休業要請問題も似たような状況でした。休業要請、休業指示に従わない店舗に対して嫌がらせ行為、破壊行為、小さな暴動などが起こりました。
休業せずに営業を続ける一部の飲食店への破壊行為や嫌がらせ行為なども起こってしまいました。
緊急事態宣言は5月中まで延長され、まだ少しの間続きます。宣言解除後も完全に新型コロナ問題が終息する訳ではなく、感染リスクを避けながら生活していく必要が出てきます。皆が皆、苦しい時期です。こんな世界的に危機的状況にある中、決して他の人へ憎しみを向ける事がないよう、手を取り合って助け合っていかないとですね。
一刻も早いコロナ終息を目指して。頑張りましょう!