もくじ
❚(要注意)Mavic miniの飛行時間は想定を遥に下回る可能性有り
※当記事内容は記事投稿当初のものであり、情報が古くなっている可能性があります。記事内容は随時更新する予定です。
先日のMavic mini墜落・紛失の件からDJIとのやりとりが続いております。
今回の機体墜落・紛失の原因はDJIに依頼した解析結果により、強風という推奨環境外で飛行させた事が操縦不能及びRTH(自動帰還)が正常に行えなかったという判断結果となっており、超少額な割引価格での機体再購入案を掲示されている段階。
解析結果内容である強風の影響による影響という点につきましてはある程度予測していた事なので特に異論はないのですが、1点どうしても納得出来ない点がありましたのでDJIへ疑問点を投げかけていました。
そして先日、質問に対する返答がDJIから届きました。
今回のバッテリー残量の極端な消費現象についてDJIの回答は
・公表スペック最大飛行時間18分というのは完全無風状態でホバーリングした場合のテストデータである。環境によって飛行時間が短くなる可能性は考えられる。
・強風の影響で機体が姿勢を保つために、急激なバッテリー消費が生じた。
・離陸時のバッテリー残量は89%だったが、強風の影響で急激なバッテリー消費が発生し、離陸開始から7:01秒で墜落した事はバッテリーの異常ではない。
上記回答となりました。
以上の事からMavic miniに関する今回の極端なバッテリー消費現象についての注意点は
・飛行モードにより、バッテリー消費は極端に低下する可能性がある。(特に高速飛行モードの場合)
・強風や気温が低い時など、環境状況によっては極端なバッテリー消費が発生する可能性がある。
・公表しているスペック上の最大飛行時間18分というのはあくまで完全無風状態でホバーリングした場合のテストデータによるもの。
以上となり、Mavic miniを保有するユーザーさま方のSNSやブログ等の情報を見ても、プロペラガードを装着していない状態でバッテリー残量100%で飛行させたとしても、飛行時間はおよそ10~12、13分程度という情報が多く散見され、管理人のこれまでのフライト体感からしてもそのくらいが最大飛行時間だと思われます。
また、環境や飛行モードによって極端なバッテリー消費が生じる可能性があると言う事が今回の件で分かりましたので、Mavic Proを所有する友人のアドバイス情報などからして機体スペック上の最大飛行時間の約半分くらいを目安として飛行させるようにした方が無難だという結論に至りました。
❚Mavic mini購入時に無料付与されていたDJI無償付帯賠償責任保険は、機体変更後も契約継続可能なのか?
今回、加入している賠償責任保険の継続適用に関してもDJIへ質問を送っておりましたが、このサービスを提供している会社は保険名にDJIと記載されているものの、サービス提供元はDJIではなくエアロエントリー株式会社のサービスという事で、詳細に関してはそちらに聞いて下さいとの回答でした。
早速、エアロエントリー株式会社に電話してみたものの、現在は新型コロナウィルスの影響によって対応時間が短縮されている様で、平日は15時までで窓口が終了してしまう様子。時間外の問い合わせに関しては、エアロエントリー株式会社公式HPよりWEB問い合わせ窓口を利用するようにアナウンスされていましたので、そちらに質問を送ってみました。
すると僅か30分程度でエアロエントリー株式会社からの返答メールが!ほぼチャット対応に近いリアルタイム神対応です!素晴らしいっ。
結果として、保険に加入し、保険適用させた機体と同機体であれば、製造番号変更によって対応が可能という回答でした。
さて、これで一連のやるべき事は全てやり切った事になりますので、後は管理人の判断次第という事になりますね。選択肢は2択。
①DJIが掲示する条件を飲み、本体定価価格を少し超える価格(割引適用後の価格+解析費用11,000円)で再購入。
②DJIが掲示した内容をキャンセル。その場合、解析費用11,000円+キャンセル費用=総額およそ2万円弱が無駄になる。
まーこうなってくるともはやDJIの条件を飲んで再購入するしかないという事になりそうです...。それを今後使っていくか、フリマ等で売ってしまうかは今後考えるとして...。
これも経験ですね。今回の失敗を記事にする事も出来ましたし、教訓にもなりましたし。今後も有益で確かな情報を記事にしていきます!