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遂にトヨタ九州にも社内感染者が出てしまいました

もくじ

❚ 新型コロナ感染拡大が進む国内

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画像情報元:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1242881.html

 

今やいつ、どこで新型コロナウィルスの感染者が発生してしまってもおかしくない状況となっている中、遂に勤務先であるトヨタ九州の従業員に感染者が出てしまいました。

 

感染者は3/17日に発熱、その後も発熱が続いたため3/23にウィルス検査を行い、翌24日に陽性反応が確認されたという事です。

まぁ、いづれこうなる可能性は十分に考えられた事なので特段騒ぎ立てる事ではないのですが、問題はその後の対応がどうなっていくかという点を多くの社員は心配しています。

 

3/23日時点でこの方の感染が確認されたので翌24日の夜勤途中から稼働は停止されましたが、本日25日は通常出勤判断でした。濃厚接触者の疑いのある一部の従業員は検査を行う為、出勤停止の指示となっていたそうです。

25日本日は保健所の判断待ちの状態が続いていて、生産ラインの稼働は停止されていましたが従業員は稼働再開の可能性を含んでいた為に待機状態となっていました。

一部の部署では昼以降に退勤となった様ですが、定時退社時間まで待機となった部署もあった模様。

 

翌日以降の出勤は現段階では未定となっていて、会社からの指示を待つ状態となっています。

 

❚心配されるのは稼働停止となった場合の補償内容

ほとんどの従業員が心配しているのは、出勤停止となった場合の補償があるのか?という点です。先日、一定期間の工場稼働停止を発表したマツダでは停止期間の賃金の9割を補償するという内容を発表していますが、現段階でトヨタでは補償内容についての明確な回答はありません。

 

工場停止期間が数日程度であれば有給消化で対応も可能ですが、中には在籍期間が浅く、有給がまだない方、有給残日数が極端に少ない方などは大幅な収入減となり、生活が困窮してしまう可能性があります。

 

只でさえ新型コロナの影響で減産計画、残業カットが決まっていて収入減となっているのに、ここに来て稼働停止による大幅な収入減となれば、転職を考えざる負えない状況に追い込まれてしまいます。

 

企業が一定期間の賃金補償を行うとしても長期に渡れば企業体力が持たなくなりますし、段階的なリストラを行わざる負えなくなるでしょう。何もこれはトヨタだけの問題ではなく、世界各国全ての企業でも同様のリスクがあり、この危機を乗り越える為には世界中があらゆる項目において協力し合い、各国が企業や経済、個人に対する救済処置をどのような内容で行うべきか考え、早急に対応していく事が重要になってくると思います。

 

これらの対応が遅れる程、倒産する企業は増え、経済状況は悪化し、個人は路頭に迷う事になる。

根本的な解決には確立された予防策や特効薬の開発が欠かせませんが、これはまだまだ長い時間が必要な様子。今はとにかく最大限に出来得る防衛策を行いつつ、耐えるしかないのか...。

 

※同日19:42追記:

検査を行った保健所などの判断により、濃厚接触者はいないという判断につき、翌日は通常通りの出勤となる模様です...。

えっと...今回出た感染者の方は発熱から感染発覚までに10日間経過していて、その中で社内に濃厚感染者がいないってマジですか...?近辺工程の方々や、昼食などを一緒に摂っておられた方もいるはずなんですが...。この判断、ミスがあった場合に後に大混乱とならなければいいのですが...。