もくじ
❚ 国内の自動車販売台数は5ヵ月連続で減少
世界経済の伸び悩みに加え、新型コロナウィルスの問題などの影響もあってか、国内の自動車販売台数は各社軒並み減少傾向が続いている模様。
国内だけでなく海外市場も荒れている様で、特に中国市場は大荒れとなっているみたいです。
要因は幾つかあるでしょうが、今は正に世界的に新型コロナの問題で世界的に経済が混乱している時。マスクを買い求める人はいるでしょうが、こんな時によし!新車買おう!なんて人はなかなかいないでしょう...。
自動車メーカー各社、販売台数が伸び悩む状況にある中、当然ながら減産計画の話も出てきているメーカーもある様です。当然トヨタも例外ではないですね。
少し前だと日産がカルロスゴーンの問題で内部が荒れに荒れ、広くブランドイメージがダメージを受けた影響もあってか、大幅に営業利益が下がっていました。
その影響は当然工場の生産ラインにも大きく影響してくる訳で、大規模な減産計画により残業はカット、生産ラインで働く従業員の収入も大幅減となってしまった様子。
知人からの情報によるとマツダもしばらく業績が伸び悩んでいて、生産ラインはほぼ残業なしの定時退社日が続いていた様です。
過酷な自動車業界の生産ラインですから残業が少なくなり、負担が減るのはうれしい事なのですが、自動車メーカーの工場従業員は残業がある程度あって何とかやっていけるか?といった収入になる人が多いので、残業状況によっては死活問題になり兼ねません。さて、どうなる事やら。
❚トヨタ九州内でも不安の声が漏れ始めています
現在の販売状況から残業がカットされ始めるのは恐らく間違いないでしょう。となると収入は当然減ってきます。とある社員はどこかでバイトでもしないと暮らしていけない...なんて不安そうに話してましたね。
自動車業界の工場生産ラインの正社員は各社共に細かくランク付けがされていまして、よほど役職が上の方でない限り、基本給はかなり安価に設定されているケースが多い様です。
ボーナスはある程度纏まった額が入る様ですが、何せ普段の月給が少ないが為にボーナス分を月々の収入に割り当てながらやり繰りしないと、生活は結構苦しいみたい。
ある社員は仮に定時退社日が長引く様であれば、月々の支払が出来なくなるので困ったもんだ...なんて話てました。
この方が毎月どの程度の固定支出額があるのかは分かりませんが、あまり派手な生活をしている様にも見えない人でも不安に思うくらいなので、結構月々の収入は厳しいものがあるのかも知れません。
しかも痛いのが、このご時世においてトヨタ九州の正社員は副業が禁止されているという点。副業が発覚すると即刻解雇されてしまう様です...。愛知のトヨタ本体は副業解禁してるのにね...。
現代は過去の時代の様に、ひとつの会社に骨を埋める覚悟で勤め上げ、定年までやり遂げる終身雇用といった概念はとっくの昔に崩壊しています。
いついかなる時も企業の業績次第で例えどの役職に就いていたとしても、突然解雇される事や、生活を脅かす程の収入源となるリスクは存在します。
だからこそ常日頃からあらゆる知識を蓄え、スキルを磨き、収入減の一本に絞るのではなく、多方面から収入が得られる様に準備し、あらゆるリスクに備えるべきです。
そうでもしなければ、ある日突然解雇を言い渡されてしまった場合や、大幅な収入減となってしまった時に路頭に迷う事になります。
国内大手企業各社が副業を解禁する中、未だに古い固定概念を守り副業を禁止する企業は逆にイメージダウンに繋がると思ってしまうのですがね。
そもそも副業なんてプライベートタイムに行う訳で、プライベートタイムまで会社に縛られるなんておかしな話なんですよね。