とよブロ

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gloの本数が減ってから、あらゆる症状が緩和された

もくじ

❚電子タバコ、加熱式タバコに重大な警笛

トヨタ九州は2020年1月より敷地内全面禁煙化が実施されており、現在では就業中はもちろん、出勤から就業して会社の敷地内を出るまでは構内での喫煙は完全に禁止されています。

 

管理人は電子タバコgloの愛煙家ですが出勤している最中は喫煙出来ませんので、当然ながら日当たりの喫煙本数は減りました。構内完全禁煙化になるまでの話ですが、それまでに原因不明の呼吸器関連の不調に悩まされていました。その症状は多岐に渡り、原因追及の為に少し前に受診した胃カメラ検査では特に思い症状も見当たらず、結局は原因を突き止める事は出来なかったのですが、胃カメラ検査以降はあらゆる症状が改善されました。

 

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これが結局、胃カメラ検査を行った事による呼吸器器官の症状改善によるものなのか、職場の構内禁煙化による喫煙本数の減少による効果なのかは正直分かりません。が、現在ではあらゆる症状が改善されているという経過となっています。

 

❚呼吸器関連の原因不明のあらゆる症状とは

以下の症状が約2年弱続きました。状態が重い時もあれば比較的気にならない程度の時もありましたが、毎日症状は現れ、続いていました。

 

・喉の奥、気管支の辺りに何かがつかえている感じがする

・喉奥辺りに軽微な痛みが走る時がある

・声が出しづらく、少し話していると途端に声が出しづらくなる

・胃酸が逆流している様な、逆流性食道炎の様な症状を感じる

・稀に吐き気がする

・胃痛の様な症状を感じる

・喉の異物感、つかえ感、つっぱり感がある

 

この症状を感じ始めてからいくつかの病院に出向きました。

・耳鼻咽喉科を3件(3件共に鼻カメラ検査を受診)

・呼吸器内科を1件

・胃腸内科を1件

 

耳鼻咽喉科は3件共に軽い炎症という診断結果。いづれも重度の症状は見受けられませんでした。最後に来院した病院の鼻カメラ検査結果では、口から喉に通ずるまでの部位に関しては何ら問題なく正常だが、喉から胃に向かう部位が少し白くなっており、小さなブツブツが見えると言われ、胃の方に問題があるのかも知れないという診断結果。

 

呼吸器内科では軽い炎症という診断結果のみで、重い症状が見受けられない為、薬等も処方されませんでした。

 

最後の胃腸器内科では胃カメラ検査を受け、小さな良性ポリープが少し(放置して問題ない)、軽い炎症のみで思い症状は見受けられないという診断結果でした。

ここでは逆流性胃腸炎等の症状を改善し、胃腸の状態を正常化する漢方薬「半夏厚朴湯」を処方され、約2週間程度服用を続けました。

 

その他、市販薬で第2類医薬品イーグロンという胃腸薬、キャベジンコーワ、喉スプレーなどを服用。その内、イーグロンに関しては一時的に劇的な症状の緩和を感じる事が出来ていましたが、その他に関しては一切改善効果を感じられませんでした。

 

胃カメラ検査実施後、これまで長期間悩まされていたあらゆる症状が一気に改善に向かい、職場での敷地内完全禁煙化実施以降、あらゆる症状が完全に改善されました。

 

❚米国では電子タバコ使用による初の死者も

アメリカでは22の州で6月~8月の間に、電子タバコに関する不調を訴える連絡が疾病予防管理センター、食品医薬品局に193件報告があり、その内1名が死亡したという調査結果がありました。詳細な原因は特定出来ていないそうです。

 

この患者が使用していた電子タバコは、専用のリキッド(液体)を熱する事で水蒸気を発生させたものを吸引するVapeと呼ばれるもの。日本で広く利用者が広まっているiqosやglo、プルームテックといった電子タバコとは異なる製品ですが、一部の専門家の間では日本で広く利用されている加熱式電子タバコも一定のリスクがあると警笛を鳴らしています。

☟非燃焼・加熱式タバコや電子タバコに関する日本呼吸器学会の見解

https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/photos/hikanetsu_kenkai.pdf

 

電子タバコによるリスクは現在も世界各国の専門機関でその有害性が継続調査されていますが、完全な調査を行うには何年にも及ぶ長い調査期間が必要とされていて、現段階ではどの程度のリスクがあるのか立証出来ていません。

従来の紙タバコと比較して、ニコチンの摂取量が大幅に軽減されるという調査結果こそ分かっていますが、その他の微量な有害物質が人体にどのような影響をもたらすのか、完全には解明出来ていないというのが現状です。

 

確かに以前まで服用していた紙タバコに比べ、倦怠感や虚脱感などは電子タバコに完全してからほぼなくなりました。しかし代わりに喉に関して違和感を感じる様になりました。これは電子タバコの構造上の問題に関係していると推測されます。加熱式電子タバコはタバコ葉を直接燃やさず、加熱して発生する水蒸気を吸引するという構造になっています。

 

その為、従来の紙タバコの様に熱された煙を吸引するのではなく、高温で熱された水蒸気を吸引する事になりますので、これまでとは違った喉に関する刺激を受ける事になります。恐らく電子タバコに以降して喉の不調を感じる人は、この熱された水蒸気を吸引する事が大きく関係しているのではないかと推測しています。

 

その中でも、タバコスティックを金属ブレードに直刺しして高温で熱する構造のiqosはより高いリスクがあるのではないかと個人的に感じています。金属ブレードに直接タバコを刺して加熱する為、使用後は金属ブレードにタバコの焦げカスが付着する事になり、利用を重ねて行くにつれ金属ブレードの汚れが蓄積されていきます。毎回蓄積されていく焦げカスも一緒に加熱して使用していくようになるため、焦げカスから発生する有害物質も同時に服用してしまうリスクが高まると思っています。

 

その点gloの構造はタバコスティックを周囲から加熱する方式なため焦げカスが付着するリスクも少なく、比較的クリーンな状態での継続しようが可能だと思います。毎日の本体内部のクリーニングは必要ですが。

 

日本で販売されている電子タバコの中で最もクリーンな状態が維持出来るのはプルームテックでしょう。プルームはタバコ葉が入ったタバコカプセルを熱して吸引するという方式で、基本的には焦げカスなどが残る事はありません。また、使用回数を越えた時点で新しいタバコカプセルに交換する事になるので、喫煙後にプルーム本体に汚れが残るという事がありません。

 

メンテナンス面とクリーンな喫煙を求めるならプルームテックが最適なのでしょうが、プルームはiqosやgloと比較してもタバコ感が得られにくいというのが難しい点でしょうか。

 

❚結局、究極的には完全禁煙するのがいいに決まっている

100害あって一利なしと言われるタバコですが、一利すらもないかと言うとそれは違うと思います。実際、一部の医学研究結果では喫煙により一時的に精神面が安定・高揚し、リフレッシュ効果があるという意見や、喫煙する事で脳が活性化され、作業効率が高まる可能性があるという報告もあるからです。

 

ただやはりどうしても肉体的には、いかに加熱式タバコであっても少なからず害があります。確かに紙タバコに比べてニコチン摂取量は抑えられますし、周囲の汚れや臭いの大きな元となるタールが発生しないという利点はあります。が、一部の成分が人体に害となる成分を少なからず含んでいる事もまた事実。

 

結局の所は最終的に完全禁煙出来てしまえば一番いいのですが、喫煙というのは非喫煙者の方からすると理解に苦しむかも知れませんが、依存症なのです。

言うなれば、お酒が大好きな人にお酒を一切やめろと言っているのも同然と言えるほどに完全禁煙する事は難しい。

 

ともあれ、この先も段階的にタバコの価格は上昇していくでしょうし、国内の禁煙推奨の動きは益々エスカレートしていくでしょう。いっそのこと法律で喫煙を禁止してでもしてくれれば辞めざる負えない状況になるんですけどねw

 

紙タバコや電子タバコを愛用していて、現在原因不明の不調を感じておられる方。何が根本的な原因となっているかは分かりませんが、症状が改善するまで喫煙を禁止してみるとか、喫煙本数を減らしてみるとか、病院で診断を受けてみるとかして自らの健康を大切にしていって下さい。きっとどこかに糸口が見つかるはずですので。