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連休旅行記其の参 新世界三大夜景の稲佐山へ

もくじ

朝から行動したものの猛暑過ぎて昼過ぎまで屋内へ避難

長崎滞在2日目の朝です。長崎の名所は数多くあるのですが外せないのが佐世保。美しい五島列島に囲まれ、海沿いにはお台場を更に美しく改装したかのような港町が広がり、近隣には迫力のある自衛隊の船が停泊し、長崎の美しい海を一望出来る展望台が幾つも立ち並ぶ魅力的な地域です。

 

滞在している長崎空港近隣のホテルからは車等で約1時間半程度の距離。ひとまずチェックアウト時間である朝10:00にホテルを出発しましたがー

 

快晴猛暑過ぎてものの数分で屋内へ避難w

 

こ、これはある程度気温が下がってくれないとこんな酷暑時に長距離ツーリングとかしてたらヤバい事になる...。っという事で昼過ぎ頃まではカフェで待機です笑。

 

お昼は少し早めにリンガーハットで長崎名物であるちゃんぽんを食べたのですが、入店からほどなくしてリンガーハットに行列がっ!こんな光景初めて見ましたよ!

ちゃんぽんは長崎のソウルフードなのですが、やっぱりみんな大好きなんですねちゃんぽん!

 

昼を済ませ、14時頃になって少し気温が落ちてきたので移動する事にしたのですが、この時間から佐世保まで行くと移動時間だけでかなり時間を割かれてしまうため、急遽予定変更して平和公園、稲佐山コースに。

 

長崎空港近辺からは約1時間弱の距離で長崎市内、平和公園まで行けます。夜景で有名な稲佐山も平和公園から数分程度の距離にロープウェイ乗り場があります。

 

平和公園ではしばらく立ち止まって動く事が出来なくなりました

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長崎の平和公園と言えば歴史の教科書なんかにも記載されている有名なこの銅像。銅像の前には各機関からの花輪が備えられていました。

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割と広い敷地で長崎市内から近い位置にあります。噴水も美しく、撮影をされている方も多くいらっしゃいました。外国人の観光客も多かったですね。

 

そしてこの平和公園から徒歩数分圏内の所に、原爆が投下された爆心地があります。小学生の頃、恐らく修学旅行で訪れた事があると思うのですが、大人になってからは初めて平和公園に訪れます。歩いて爆心地である公園広場へ向かいます。

 

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この石柱が立てられている場所が原爆の爆心地中心部だと言われています。とても静かな公園で着飾っていなく、ここが爆心地だったなんてちょっと想像もつかないほど。

 

被ばく後、周辺地域は長い月日をかけて補修された様なのですが、現在も原爆投下当初の地形を見る事が出来る場所があります。

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ガラスで囲われた内部には原爆投下当初の瓦礫と、瓦礫に食器や雑貨などが混ざって、一瞬で平穏な日常が一変した事が伺えます。

 

この場所のすぐ横には小さな川が流れているのですが、当初は川に溢れあえった死体の数があまりにも多過ぎて、川の流れが止まる程であったと記されています。川沿いには平和を願う世界各国からのメッセージや壁画が。

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この銅像がやけにリアルでしてね...起こってしまった惨劇に感情さえも消失するほどの悲しみを抱えているかの様な模様を醸し出していて...。

 

原爆投下中心部の石柱を眺めながら、しばらくそこから動けなくなってしまいました。何かを思っていた訳ではなく、今ここにある何気ない日常を感じている自分を見つめ、過去ここで起こってしまった歴史を想い、何の感情なのかは分かりませんでしたが、とにかく動けなかった。

 

人間の歴史は見る程に争いの歴史です。今を生きる人々が過去起こった歴史から学び、これからの歴史に生かそうとする意志、行動が重要なのではないでしょうか。このタイミングでの平和公園訪問は人として生きる上で大きな影響を受ける訪問となりました。

 

夕暮れまで待ってからの新世界三大夜景を見にいざ稲佐山登頂

稲佐山展望台へは車などでも迎えるのですが、結構な山道を上る必要があって車で向かうと近隣の駐車場から約15分程度かかるみたいなのです。更に展望台付近の駐車場は収容台数が40台とかなり少なく、せっかく登頂しても駐車出来ない!っという恐れも。

管理人はバイクなので駐車出来ないって事はないのでしょうが笑。

 

展望台までは近くの神社(淵神社)からロープウェイが出ており、これを利用すると展望台まで僅か5分で辿り着けます。せっかくここまで来たんだからと思い、ロープウェイで展望台へ向かう事にしました!しかしこの選択が後に大きな間違いだったと気付く事に...。

 

登り時、既にロープウェイを待つお客さんの列が。15~20分間隔で運行していますが、30分程度の待ち時間がありました。料金は大人往復で1,230円。このロープウェイ、クーラーが設置されておりませんw

 

日が落ちた夜間20時を回った所だったのである程度は気温も落ち、車内もそこまでの暑さではなかったのですが、狭い車内に半すし詰め状態のお客さんが乗車するので蒸し暑い!車内のお客さんからは愚痴の嵐w ま、でも僅か5分程度の我慢です。

 

そして稲佐山山頂展望台へ到着!

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これが世界に誇る長崎の世界レベルの夜景だ!

確かに息を飲む程の絶景です!ロマンティックが止まりません!笑。

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スマホでは夜景撮影に絶大な威力を発揮すると言われているF値1.5のGalaxy S9の写真です。周囲はすっかり日が暮れて真っ暗な状況で、広がる市内の街頭が明るいにしてもかなりの距離があるのでそこいらのスマホのカメラではここまでの絵は恐らく撮れないと思います。

 

撮影技術的には素人レベルながら、スマホで撮影した夜景としては如何でしょうか。結構忠実に表現出来ているのかな?

 

動画もスマホ、GoProと撮影したのですが、やはりこのレベルの暗所動画撮影となるとかなり厳しいものがありますね...。夜景動画を本格的に撮影する気ならもっと高価な機材が必要な様です。

 

と、いう話を友人のセミプロカメラマンにしたら、サクっと編集して送ってくれました!

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さすがセミプロ...。色表現が全然違うな...。恐るべし天才肌。

 

撮影を終えたのは21時ちょっと回った頃。そしてロープウェイで下山する為に乗り場に向かうとー

 

めちゃくちゃ長蛇の列がっ!!驚愕

 

随時アナウンスが放送されており、最後尾は約1時間程度の待ち時間が生じるとの事で...。往復券を買っちゃってますし、徒歩で下山すると1時間くらいかかるって話だし、仕方なく待ちました。そして下山出来たのが23時ちょっと前...。

約1時間半くらい待っていました...。結論、稲佐山展望台へはロープウェイで向かってはいけない。バスかタクシー自家用車を使うべし!

 

新世界三大夜景と言われる長崎稲佐山の夜景は確かに息を飲む程の絶景でしたが、東京スカイツリーや東京タワーからの夜景、レインボーブリッジの夜景などなど日本にはまだまだ素晴らしい夜景を楽しめる場所が沢山あります。

 

これからも絶景を求めて各地へ旅に出向きたいと思います!ありがとう長崎!

 

結局この日ホテルに帰ってきたのは深夜25時頃でした...。翌日は熊本へ向かう予定です。それでは熊本旅行の様子は次回の記事で!