もくじ
❚原尻の滝までの道のりは険しかったです
大分市内から原尻の滝までは車等で約1時間ちょい。道中は大分県特有の険しい山道が続きます。
走り屋系なバイカーの皆様でしたら大分県の山道は連続する急激なコーナーを攻めながら進むとても楽しいツーリングコースなのかも知れませんが、ちょっとでも気を抜いたら崖から転落したり、対向車と衝突する危険性、スリップして重大事故に繋がる危険性が極めて高い山道です。
管理人もバイカーの端くれではありますが、のんびーり音楽聞きながらゆるりと走るのが好きなので険しい山道とかめっちゃ苦手なんですよね。走りやな皆様も大分県の山道を決して侮る事なかれ。毎年重大事故で命を落とす人が続出しています。安全運転で行きましょう。命あっての楽しいツーリングですしね!
❚道中、肥後街道なる気になる場所に出会いました
何でも過去に参勤交代の道だったそうな。ちょっと気になったので原尻の滝に向かう途中で探索してみました。こういう出会いこそ旅の醍醐味なんですよね~。
特に何もない場所なんですけど、戦国時代にタイムスリップした様な感覚を感じるとても不思議で魅力的な空間でした。紫陽花が綺麗ですねー。
長い石畳が続く街道。これほど長い石畳が続く街道は全国でも極めて珍しく貴重な歴史遺産だそうです。石畳が続く街道周辺は現在は一般の方の住居が立ち並んでいますが、過去はそこが鍛冶屋であったり、茶屋、代官屋敷だった事を占める立て札が立てられており、昔の建物の名残を今も残してたりしています。
茶屋だった場所とか時代劇なんかでよくみた光景のまんまですね!何だか感慨不快思いになります。
街道奥には小さな神社が。
本堂へと続く石段がコケで覆われてて、何とも幻想的な雰囲気を醸し出しています。
本堂も小さいのですがこれまた見事な木彫りの建造物。樹齢何年だよ!って思うような杉大木も立ち並んでました。こういう出会いってホント面白いです。
この場所って地域一帯を改装すれば時代劇なんかにも使えそうですし、戦国時代の風を感じれる土地として構築すればかなり活気に溢れる魅力的な地域になりそうなんですけどね~。それには現在居住されている住民の方々の理解が必要でしょうし、何より市内からかなり離れた場所にあるのでアクセスの面も課題がありそうです。
とても魅力的な地域なのにこのまま廃れて行ってしまうのは勿体ないなぁ。
❚さぁ、いよいよ今回のプチ旅最大の目的地である原尻の滝へ!
大分市内から走る事1時間ちょい。GoogleMAP大先生に導かれながらやっとの思いで辿り着きました。が、ん?道の駅原尻の滝??
辿り着いたのは道の駅。停車すると近くの観光客が話しかけてきました。
観光客「滝ってここから歩いて行けるんですかね?」
管理人「僕も初めて来たので分かりませんが、地図ではそうなってるみたいですね」
滝って言うからこうもっと山奥の上の方にあって、崖からダーっと流れ落ちるのを想像していたのですが、辿り着いたその場所はのどかな田園風景が広がるところ。
ここに本当に滝なんてあるのか?
っと、道の駅にあった案内図を見ると、そこから徒歩数分程度の場所にそれはあるらしいのです。案内図に従って歩を進めるとー
どーーーーーーんっ!!
出ましたよ!名瀑原尻の滝!!
物凄い迫力です!
吊り橋も隣接されてて、これまた迫力のある風景が楽しめます。
鳴り響く滝の轟音、観光客の方もかなりいましたねー。
快晴だった事もあって、物凄い解放感で満ち溢れました!
原尻の滝の動画は創意編集中なので完了次第またご報告出来ればと思います。いや~しかし暑かったし、ここまで長旅だったので体力の消耗が激しすぎてこの日はここでもうギブアップな状況でしたw 達成感が凄かったです。
ドローンを飛ばしてる人なんかもいまいましたね~。ドローン欲しいなぁ。
原尻の滝は"歩ける滝"と言われていますが、滝の上は田園地帯なんですよね。山側から流れて来る大量の山水を田んぼを通ってこの崖に流れ落ちていってます。なので滝の上は普通に歩ける車道になってまして、この事から滝の上を歩けると言われているみたいですね。
それにしても素晴らしい。まだまだ大分県には未開の魅力溢れる名所がたくさんありそうです。