とよブロ

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iDeCoの話をしたら案の定何ソレ的な反応をされました

もくじ

❚あまり認知されていないんでしょうかiDeCoの存在

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個人型確定拠出年金、通称iDeCo(イデコ)。会社員の方がiDeCoへ加入する為には、勤務先に専用書式に記入して貰い、他の申込書類と合わせて加入申請を行わなくてはいけません。

 

先日、営業担当者へ個人型確定拠出年金に加入したいので会社に専用書式への記入をお願いしたいのですが~っと話をすると

 

「はぁ...えっと...それはー?」

 

期待通りの反応が返ってきました...w

やはりあまり一般認知されていないんでしょうかねiDeCoの存在。かく言う管理人もiDeCoの存在を知ったのはつい最近でして...。いやもうハタチの頃からやっとけば良かったよ!っと嘆いている次第であります泣。

 

❚iDeCo(イデコ)って何なのさ?

iDeCoとは端的に言ってしまうと、老後資金を自分で作ると同時に節税効果+利益効果が期待出来るおトクな制度です。

 

iDeCoのメリットは色々あるのですが、ざっくり大まかなメリットを2つ挙げるとすると

①掛け金が全額所得控除され、毎年税金が戻ってくる。

 

これがiDeCo最大のメリット!税金が安くなるんです!

iDeCoで積み立てた掛け金の全額が所得控除されますので、所得税・住民税の負担が軽減されます。また、年末調整や確定申告を行う事で所得・掛け金に応じた税金が戻ってくるんですね。

 

但し、掛け金が多ければ多いほど税金が安くなるという訳ではなく、年収に応じて最大軽減額が定められている様です。一例として年収500万円台の会社員の方が毎月20.000円を積み立てると、年間約5万円程度の節税効果となる様です。

 

②運用資金で得た利益に税金が掛からない

 

iDeCoの掛け金は主に投信信託、普通貯金、保険などの金融商品から自由に選択する事が出来ます。投信信託は株取引の一種ですので一定の利益が期待出来るのですが、通常は投信信託の運用には税金が掛かってきます。

 

しかしiDeCoで積み立てている運用資金で投信信託を運用すると、iDeCo運用中に得た利益分には税金が掛かりません!ざっくりとしたイメージで言うと、通常の投信信託商品で20,000円の利益が出た場合に掛かる税金額は約4,000円程度となりますが、iDeCo運用資金で得た利益分には税金が掛かりませんので、まるまる20,000円の利益が受け取れるという事になります。

 

その他にもiDeCoのメリットは沢山あるのですが、管理人はまだ運用開始に至っていない超初心者ですw イデコで検索すると詳しく解説しているHPがたくさんありますので、気になる方は是非そちらをご確認頂ければと思います。

 

❚いい事ばかりの様に思えるiDeCoにもデエリットはある

月に最低5,000円から始められるiDeCo。運用し易い制度となっていますがデメリットも幾つかあります。

 

最大のデメリットはやはり60歳までは引き出し不可能という点でしょう。加入者の死亡等、特別な理由があい限り、原則的にiDeCoで運用している資金の途中引き出しは出来ません。

 

また、毎月の掛け金は変更する事が出来るは出来るのですが、年に1回までと制限があります。急な給与減額やリストラ等のリスクにぶち当たった際は、毎月の掛け金納入が困難になってくる可能性があります。

 

その為、あまり高額な掛け金を設定しない様にし、あくまで生活に支障が出ない程度の掛け金額で設定した方がよさそうです。SNS等の情報では毎月10,000円程度を掛け金に設定されている方が多いみたいでした。

 

iDeCoの運用開始までは幾つかのステップを踏む必要がありますので、気軽に簡単に始められるものではありませんが、加入する事で得られるメリットは絶大と言えますので、資産形成を本気で考えている方は早急に対応した方がいいかも知れませんね。