もくじ
❚管理管轄区域が同じでも、転居等で住所が変わっていると住所変更が必要なのですよ
福岡県へ移住してから最初の1か月間は春日市に滞在してまして、その時にいち早く所有するバイクの登録住所変更を陸運局で行いました。
その後、トヨタ九州で勤務スタートしてから宮若市、現在は宗像市へと移った訳なのですが勘違いしておりまして、陸運局が管理する管轄区域が同じであれば住所変更を行わなくてもいいと思っていました。
しばらくして春日市役所からハガキにて所有するバイクの住所変更を早急に行ってくださいとの通告が届きまして、慌てて陸運局へ向かいました。
❚この時期の陸運局はあり得ない程に人で溢れかえっています
転居等で登録住所が変更になっている方へ市役所などから一斉に通知が届くのがこの時期だそうで、そのせいもあってか陸運局はとんでもない人だかりになっていました。
平日にも関わらず駐車場入り口前の道路で既に長蛇の列が!管理人はバイクだったのでスルリとすり抜けて問題なく停められましたが、車の方だと恐らく丸一日作業になるレベルの渋滞でした。
車を所有している方であれば、ディーラーさんや専門業者の方などが陸運局で必要な手続きを代行してくれると思うのであまり馴染みがないかも知れませんが、陸運局での各種手続きというのは相当に大変なものであります。
単に住所変更を行うだけでも、複雑な必要書類を幾つも記入しなくてはなりませんし、管轄区域外からの登録であればナンバープレートの返還、新規発行手続き等も必要となります。
そして福岡県の陸運局で勘違いし易いのが、250cc以下のバイクは各種手続きを行う場所が異なるという点です。管理人は過去に一度経験があるにも関わらず、2度目の訪問時でも間違って違う陸運局へ行ってしまいましたからね...。
250cc以下のバイクの登録手続きは以下の軽自動車検査協会となります!
GoogleMAP等で検索結果として表示される陸運局では250cc以下のバイクの登録手続きは行えませんので注意が必要です。
❚住所変更手続き自体は思ったほど難しくはないです
陸運局は基本的に土日祝日は空いていませんので、手続きを行うには平日に出向く必要があります。一般の会社員の方であれば平日は仕事をされていますので中々行きにくい実情があるのですが、そういった方の為に専門の業者が代行手続きサービスを行っています。
代行して各種登録手続きを行ってくれるありがたいサービスなのですが何せ手数料が高くて、相場として大体1万円前後を設定している所が多いです。
たかだか住所変更を行うだけで1万円も取られるのは癪なので、自ら陸運局で手続きを行う事にしました。住所変更に必要となる書類は結構複雑なのですが、まず窓口で住所変更の申請を行うと専門用紙を30円で購入し、記入例を渡してくれるのでそれを見ながら記入していきます。
記入例通りに進めて行けばそれほど難しくはないと思います。
住所変更時に必要な物は
・車検証(250cc以下は車検がないので、軽自動車届済み書となります)
・住民票(発行から3か月以内のもの)
・印鑑
・申請書(窓口には購入します)
・自動車税申告書(窓口で貰えます)
・委任状(代理の方が手続きを行う際に必要となります)
必要書類の記入例に関しては現地で貰えますが、事前に確認したい場合は以下のサイトで詳しく見る事が出来ます。
住所変更などの必要な手続きを行わないと税金関連の書類が届かなくなり、後々大きなトラブルになる可能性もありますので必ず必要な手続きは早急に行いましょう。
しかしあれですね、平成も終わろうとしている昨今において、未だにこんなにアナログ形式な登録手続きを行っているとは情けない限りです。登録住所変更程度であればマイナンバーもある事ですし、専用WEBからサクっと行えるようにしてしまえば利便性が格段に向上するし、何より人件費の削減にも繋がります。
ナンバープレートの交換が必要ならば郵送してしまえばいいし、定められた期日までに古いナンバーを郵送で返還しないと免停などの対策さえ取っていれば済む話だと思うのですが。
これビジネスチャンスだと思うんですよね。そういった管理システムをどこかのIT企業が売り込めれば、陸運局としても手続き工数の大幅な削減とコストダウンが見込めますし、客側からしても利便性が一気に向上するWinWinな関係に繋がる事が予想出来ます。
ただでさえ平日しか手続きが行なえないと言う事で一般市民は大迷惑しているのですから、お役所関連の手続きはこういったIT技術でのシステム構築をどんどん進めて行って欲しいものです。海外にめちゃくちゃ負けてるゾ!