とよブロ

自動車業界経験情報誌/バイク/仕事/人生観

国内のブラック企業は今現在も尚消滅せず

もくじ

 ❚入社6ヵ月経過後に寮費が有料となる契約を事前説明せずトラブル発生

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この問題、過去に管理人が九州に移住して初めて契約した派遣会社で起こった問題と全く同じ内容です。今回は同僚の派遣社員がこの問題の被害を受けて退職する事が決定してしまいました。九州の企業イメージが一気に悪化してしまう大問題なので、九州地区に展開している派遣会社はこの問題を真摯に受け止め、契約内容における重要事項の事前説明の徹底と、業務改善に尽力して頂く事を強く望みます。

 

この問題は内容的に悪質過ぎる問題ですし、こういった問題は現代ではSNS等の情報ツールによって一気に拡散、企業イメージは急激に悪化しますよ。

 

当サイトでは労働者の権利を一方的に不当に侵害する様な問題を強く非難致します。

では、今回起きてしまったこの労働契約トラブルについて詳細をまとめていきます。

 

❚契約当初、寮費無料との説明しか受けていなかった

同僚が所属している派遣会社は全国展開する大手の派遣会社であるU〇エイムという派遣会社です。この問題は実際に当人から聞き出した確定情報であり、完全な裏付けがある事実情報ではありますが、特定の配慮として一部企業名を伏せる事とします。

 

昨年8月末、同僚はU〇エイムの正社員として労働契約を結び、トヨタ九州への出向社員として勤務を開始しました。契約時の契約内容説明では寮を無料で提供するという説明を受けていました。

本人は長期で働くつもりで入社して来ており、ゆくゆくはトヨタ九州の正社員として勤務する事を目標に日々の業務を頑張っていました。

 

入社から4ヵ月が経過した先週末、突然派遣会社から驚くべき連絡が入ったそうです。それは、当初寮費無料としか説明を受けていなかったのに、突然契約上では6ヵ月の勤務経過後は寮費が有料になるという内容の話だったそうです。

 

派遣会社の言い分からすると、この契約内容は契約時から決定していた内容との事で、急に契約内容を変更した訳ではないとの話だったそうです。しかし、同僚は労働契約締結時にはこの内容についての説明を一切受けておらず、ただただ寮費が無料という事のみしか説明されていなかった様です。

 

それが入社から4ヵ月も経過したある日突然にこの事実が告げられた事は、当然ながら悪意があるものとしか思う事が出来ず、6ヵ月経過後には自主退職せざるおえない状況に追い込む為の戦略であると思える程に悪質なタイミングです。

 

寮費が有料になると言う事は、九州地区の一般賃貸の相場状況から想定して月に約3~5万円弱の出費が新たに加算されてしまう事になってしまいます。そうなると継続勤務自体を考えなくてはならない状況に追い込まれます。

 

結果、同僚はこのまま勤務を継続していく事が困難な状況に陥ってしまい、退職を決断したという経緯になります。過去に同様の問題で管理人も派遣会社とトラブルになりました。当初契約していた派遣会社はJ's〇actoryという派遣会社です。

 

この時も今回の問題と全く同じ状況で契約締結時にはいい事しか言われませんでした。アナタだけ今回は特別な基本給で寮費無料も特別な対応ですなどなど。しかしやはり入社から5ヵ月経過した頃に、実は6ヵ月経過後から寮費は有料になる契約ですと突然告げられました。許される事ではない悪質な大問題です。

 

この時、管理人は事実を労働基準監督所へ報告。労基から会社へ指導の連絡が行きました。結果、会社の対応は出向先企業が提供している格安の社員寮への入寮を促し、継続勤務を希望するという内容で提案してきまして、当初は出向先企業での期待も高まっている時期で退職し辛い状況にありましたので、結果的にその提案を飲む事となりました。

 

今になって考えると、この問題発覚時にキッパリと退職してしまい、別企業での就業を求めていた方が収入的な安定に繋がっていたと思います。今回の同僚の決断は英断であったと言えると思いますが、問題を起こしたU〇エイムの悪質な対応は決して許されるものではありません。

人ひとりの貴重な人生の時間を騙し奪ったも同然なのですから。

 

❚九州地区で事業展開する派遣会社は悪質な対応をする企業が多いという事実

これは実際に管理人が九州に移住してから約4年の経験の中で出会った人達から得た様々な情報から得たものですが、契約時に受けた説明とは全く違った!求人情報に掲載されている契約内容とは実際に就業した後は異なった内容だった!という声が非常に多いんですね。

 

こいうった問題は紛れもない労働契約違反ですし、公的文書虚偽罪、詐欺罪などの犯罪としても扱われるような問題です。しかし何分田舎なのでこういった問題にどう対処していいのか分からない人が多く、結果的に企業の思惑通りに事を進められ、泣き寝入りする人も多くいる事実があります。

 

非情な事を言ってしまうと、自らこういった問題に対して学び、対処を行わずにいるのだとしたらそれは自分にも責任があるという事で、ただただ泣き寝入りして喚き散らしているだけでは誰も助けてはくれませんし、何も解決しません。

 

自分の身は最低限自分で守る。家から一歩出たらそこは全て戦場だ!という様な強い気持ちで生き抜く必要があると思っています。戦うべき手段や回避策等の情報はこれからも当ブログにて紹介していければと思っています。

 

世にはびこるブラック企業に負けない様に、頑張って行きましょう!