とよブロ

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マツダ時代の給与一例を公開

もくじ

❚とにかく引かれものが少なく、手当が厚いマツダ

広島マツダの期間工として勤務していた頃の給与明細の一例です。

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大企業なのに今だに紙ベースの給与明細です。ちなみにトヨタ九州の社員も給与明細は紙ベース。管理人が登録している派遣会社はWeb明細です。

もういい加減無駄な資源・インクを使うのはやめてコスト削減に努めて欲しい所ですね...。

 

上記の給与明細は通常勤務時の明細ですね。若干1時間ちょっと遅刻分が引かれていますが、大体毎月平均してこんなものだったと思います。出勤日数が21日、有給取得が1日、休日出勤はなし、残業時間が約26時間の内容です。

 

これに休日出勤が絡んでくると、手取りで約30万円前後の給与となりますね。そして寮費なのですが経理の関係上、一旦現物住居費として4,301円が支給され、控除枠で同額が差し引かれるという内容になります。実質は無料なのですが、給与支給として扱われていますので年収がその分加算される事で税金に影響を及ぼしています。

 

住民税は入社1年目でしたのでまだ給与からは差し引かれていませんが、保険・医療・ふるさと納税などの控除が何もない場合、年収ベースで計算するとおおよそ月に15,000円程度が住民税として差し引かれる事になります。

 

住民税を差し引かれていたとしても総控除額は50,000円程度とかなり引かれる額は他企業と比べても少ないと言えるでしょう。また入寮していた場合は寮費・光熱費が無料となりますので、差し引き支給額全てが丸々手取り額となります。

❚長期連休前に特別手当となるミニボーナス的なものが支給される

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上記はお盆休み前に支給される特別夏季休暇手当の明細です。マツダでは夏季・冬季の年に2回、長期休暇分の補填としてこの特別手当が支給されます。

 

支給額は約7万円なのですが、これに税金が掛かってきますので手取り支給額は約55,000円となります。この手当も年収に加算されますので税金に影響しちゃう訳なんですよね...。税金は年々上がってますし、税をかける幅も広まってきていますのでいい加減に国民は外国の様に権利を勝ち取る為の行動を移さないと国に潰されてしまいそうですね汗。

 

しかしGW・お盆休み・年末休暇と年に3回の大型連休がある自動車業界。長期連休月は普段より5日分程度給与が少なくなりますので、この特別手当はかなり助かる手当になります。ちなみに入社から6ヵ月経過するまでは支給額はおよそ3万円となり、6ヵ月経過後は強制的に組合に加入させられますが、組合に加入する事でこの特別手当の支給額が倍近くとなる仕組みとなっています。

 

組合は毎月組合費が控除され、月に約800円程度が給与から差し引かれますが、支給額の増加によって結果的に支給額が増加するという内容になっています。

❚マツダの慰労金は決して高額ではないです

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上記はマツダ勤務時代の最終支給の給与明細です。契約満了慰労金が支給されています。有給消化の為、2日ほど有給を取得しているという内容です。

 

マツダの場合、6ヵ月毎に満了慰労金という手当が支給されます。勤続年数によって金額は増加していきますが、1回の支給額は最大でも15万円程度と、愛知にある各自動車会社や関東圏、東北圏などのある同業他社と比べるとかなり低い金額です。

 

トヨタ本社工場や三菱自動車などは3年満了した場合の慰労金総支給額が約300万円とかいきますからね...。マツダは3年満了したとしても100万円も行きませんので...。

 

それでも関西圏よりも西の地域にある自動車業界内ではトップクラスの給与支給となるのはマツダです。職場環境が非常によろしくないのがネックなのですが、一時的に期間を定めて稼ぎに行く目的の場合にはいいお仕事ではないかと思いますが、かなり強い精神力が求められますので検討される場合は覚悟をお決め下さい笑。